更年期×ピラティス

姿勢と呼吸から変える!中高年の健康寿命を延ばすピラティスの力

年齢を重ねるにつれ、「疲れやすくなった」「姿勢が気になる」と感じることはありませんか?

実はこうした変化の多くは、姿勢と呼吸のバランスが崩れているサインです。

ピラティスは、体の奥の筋肉(インナーマッスル)を整えながら、正しい姿勢と深い呼吸を取り戻すエクササイズです。

中高年の方でもピラティスの力で姿勢と呼吸を整えることで、健康寿命を延ばせる理由と効果を解説します。

監修者情報

本記事は、理学療法士兼PHIピラティスマスタートレーナーである「戸田圭哉」監修監修のもと執筆されています。

運営元のピラティススタジオ『ルルト』は、理学療法士が在籍する株式会社理学ボディが運営しており、医療・運動の両面から身体の悩みにアプローチしています。

監修者情報

本記事は、PHIピラティスマスタートレーナー兼理学療法士である「戸田圭哉」監修監修のもと執筆されています。

運営元の【マシンピラティススタジオ ルルト】は、理学療法士が在籍する株式会社理学ボディが運営しており、医療・運動の両面から身体の悩みにアプローチしています。

なぜピラティスで健康寿命を延ばせるの?

健康寿命を延ばすためには、適度な運動が欠かせません。

しかし、年齢を重ねると筋力や関節の動きが低下し、ランニングや筋トレなどの運動を急に始めると体に負担がかかりやすくなります。

その点、ピラティスは体への衝撃が少なく、年齢や体力に関係なく取り組めるエクササイズです。

呼吸に合わせてゆっくりと全身を動かすことで、体の中心である体幹を鍛え、筋肉や関節の柔軟性を高めることができます

さらに、ピラティスでは「正しい姿勢」「体の使い方」を学べるため、歩く・立つ・座るといった日常の動作がスムーズになります。

それが、転倒やケガの予防につながり、いつまでも自分の足で歩き続けられる健康な体を作るうえで役立ちます。

健康寿命を延ばすピラティス5つの効果

実際にピラティスにはどのような効果が感じられるのか、5つの効果を解説します。

筋力と体幹の強化で動ける体を維持

ピラティスでは、体を支えるうえで重要な体幹を鍛えられます。

健康寿命を延ばすためには、体を支えるうえで大切な腹筋・背筋・骨盤底筋群などの筋肉をバランスよく鍛えることが大切です。

ピラティスでは、これらの筋肉を無理なく効率的に鍛えることができます。

体の軸が安定すると、自然と姿勢が整い、腰痛や膝の痛みを予防する効果も期待できます。

柔軟性アップで関節の可動域を広げる

ピラティスには筋肉を鍛えるだけではなく、固まった筋肉をほぐし、柔軟性を高める効果があります。

そのため、関節の可動域が広がり、日常動作が楽に感じられるようになります。

  • 足が上がりやすくなる
  • 腕を上げても痛みを感じづらくなる
  • 肩こりを軽減できる
  • 転倒・怪我のリスクを減らせる
  • 関節痛が軽減される

日頃から体に痛みを感じやすい方も、柔軟性を高めることでしなやかに動けるようになります。

生活習慣病の予防に繋がる

ピラティスで体幹を鍛えることで、血流が改善され、基礎代謝が上がります。

基礎代謝が上がると日常生活でのエネルギーの消費量が上がるため、肥満・高血圧・糖尿病のリスクの軽減につながります。

バランス感覚を鍛え転倒リスクを軽減

ピラティスで体幹を鍛えると、姿勢が整い、自然とバランス感覚が養われます。

不安定な姿勢で行うエクササイズもあり、体幹を意識しながら体のバランスを取る練習ができます。

こうしたエクササイズを継続することで、歩行が安定し、ふらつきを防ぎ、転倒リスクを軽減します。

戸田先生

医療の現場リハビリの一環としてピラティスが活用されているのも、このためです。

呼吸法で心をリフレッシュ

ピラティスは、呼吸と動きを連動させて行います。

深い呼吸を意識しながら体を動かすことで、心身の緊張がほぐれ、リラックス効果が得られます。

エクササイズの効果を高めるためには、正確な動きと呼吸のリズムを意識することが大切です。

一つひとつの動作に集中することで、「今この瞬間」に意識を向けられ、自然と気分転換にもつながります。

また、ゆったりとした呼吸は、自律神経を整え、ストレスをやわらげる効果もあります。

中高年からピラティスを始める際のポイント

ピラティスで健康寿命を延ばすためには、無理なく長く続けることが大切です。

ここでは、運動が苦手な方や不安な方でも安心して始められるポイントをお伝えします。

無理せず自分のペースで始める

長く続けるためには、無理せず自分のペースで始めることが大切です。

さまざまな効果が感じられるからといって、最初から毎日行い、無理をしてしまうと体に負担をかける恐れがあります。

痛い・辛い気持ちが大きくなると、モチベーションも下がり、続けにくくなるでしょう。

そのため、最初は週1回など、まずはピラティスに慣れるところから始めることがおすすめです。

姿勢やフォームは専門家の指導を受ける

せっかくピラティスを行ったとしても、誤ったフォームで行った場合は、関節や筋肉に負担をかけてしまいます。

特に体が硬く、正しいフォームを取るのが難しい人ほど、怪我をする恐れがあります。

安全に始めるためには、専門のインストラクターの指導の元で始めると良いでしょう。

最短で効果を感じられる上、猫背や反り腰、体が硬いなど、身体的な課題に合わせたレッスンを受けられるところが最大のメリットです。

最近では、動画で気軽にピラティスのレッスンを行えますが、初心者のうちは正しいフォームを身につけるためにも、インストラクターの指導の元でレッスンを受けるのがおすすめです。

マシンピラティスで体の負担を軽減する

ピラティスには、自分の体重を体で支えるマットピラティスと、機械が動きをサポートしてくれるマシンピラティスがあります。

マットピラティスは手軽に行えますが、自分の体重を使って体を支える必要があるため、ある程度の筋力が必要になります。

マシンピラティスは、マシンの補助を使いながら、自分の体にあった強度でエクササイズを行えます。

自身の力だけでは難しい動きでも、マシンの力を借りることで安全にエクササイズができます。

また、自由に負荷を調整できるため、ピンポイントで弱い筋肉だけを鍛えることもできます。

そのため、筋力や柔軟性に自信がない方が安全に始めるには、マシンピラティスがおすすめです。

継続できる環境をつくる

ピラティスを長く続けるためには、継続できる環境をつくることが大切です。

自宅で一人で始めた場合は、気軽にできる分、取り掛かりやすいですが、継続し続けるのは難しいものです。

継続できる環境をつくるためには、以下の2つが効果的です。

  • スタジオに通う
  • パーソナルレッスンを受ける

決まった曜日や時間にスタジオに通う習慣を作れば、運動が苦手な方も続けやすいです。

特にパーソナルレッスンの場合、インストラクターが姿勢や動きのクセ、筋肉の使い方を細かく観察し、一人ひとりに最適なプログラムを組み立てます。

体の変化を実感しやすいため、続けるモチベーションに繋がります。

また、パーソナルレッスンは、体調やコンディションに合わせて強度を調整できます。

普段より調子が良くない日でも、その日の状態に合わせて柔軟に対応してくれるのがパーソナルのメリットです。

生活習慣にも意識を向ける

ピラティスの効果を持続させるためには、生活習慣にも意識を向けることも必要です。

例えば、肩こり・腰痛などの体の不調は、多くの場合、日常の姿勢動作のクセから生まれます。

ピラティスで姿勢を整えても、前かがみの姿勢や脚を組む姿勢を続けていると、体は元の状態に戻ってしまいます。

姿勢のクセに気づき、負担のない体の使い方を意識する、デスクワークが多い人は作業環境を整えるなど、生活習慣や環境にも意識を向けるとよいでしょう。

ピラティスで健康寿命を延ばす運動習慣を作ろう!

ピラティスは、筋肉や関節に負担をかけずに体を整えることができる、中高年に最適な運動です。

姿勢を正し、呼吸を深め、体の内側からバランスを整えることで、転倒予防や関節痛の軽減にもつながります。

また、週に数回のレッスンだけでなく、日常生活でも姿勢や呼吸を意識することで、ピラティスの効果はより長く持続します。

食事・睡眠・ストレスケアといった生活習慣を見直すことも、健康寿命を延ばすための大切な要素です。

「今からでは遅いかも」と思う必要はありません。

自分の体と丁寧に向き合う時間を積み重ねることで、変化を実感できます。

まずは、専門のインストラクターの元でピラティスを体感してください。

luluto

この記事の著者・運営者:マシンピラティススタジオ ルルト

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