「ヨガをやっているけど中々効果が出ない。」
「ヨガで痩せるためにはどうすれば良いのかわからない。」
最近ではピラティスやヨガなどフィットネスの種類が増えてきました。
その中で痩せる事を目的にヨガを始めている人も多いでしょう。
しかし、ヨガを続けても効果が出ない方に向けて、
体の専門家がヨガで痩せない理由と見直すべきポイントを徹底解説します。
本記事を参考に理想の体を作っていきましょう。
ヨガにダイエット効果はない?
運動を始めるきっかけとして始める人が多い「ヨガ」。
ゆっくりとした動きや独特なポーズをする運動が特徴的ですよね。
ヨガをすると痩せると思っている人は多いですが、ヨガだけをやっていれば痩せるのは間違いです。
ヨガは心が安定する事を目的にしており、ストレス解消やメンタルを整える事ができます。
しかし、直接的なダイエット効果は低いです。
ヨガをやっている人で痩せるられる人は下記の通りです。
ヨガでダイエットに成功したという人は、実は無意識のうちに生活の色々なことが変化し、痩せやすい習慣を身につけていることが多いのです。その結果、無理なく痩せられ、リバウンドも起こりづらく、適正な体重を長く保つことができるでしょう。
参照元:yogajournal
つまり、ヨガを通して心が安定し、太る原因となる生活習慣や食習慣が改善したり、運動する機会が増える事でダイエットに成功できます。
痩せられない人は改めてヨガの効果について知る必要があるのでこれから詳しく解説します。
ヨガの本当の効果
ヨガの本当の効果は心が安定するということです。
普段の生活では交感神経が活発になっているので、体や心にストレスがかかります。
そこでヨガの瞑想のように呼吸に意識をする事でリラックスした状態である副交感神経が活発になります。
つまり、自律神経が整うことで心の状態が安定するのです。
さらに、瞑想は常に活動している脳を休ませることができます。
スマホやパソコン、テレビなど情報に溢れた現代にとって脳を休ませることは必要になってきます。
また、ヨガを通してポーズを取るなど動く事で全身の筋肉が動き血流が良くなります。
全身の血流が良くなる事で脳の老廃物やストレス物質も流れるので、精神的に悪い影響を取り除くことができます。
このようにヨガは心に対する効果が期待できるものとなります。
ヨガで効果が出ない人の5つ理由
ここまでの解説で
「ヨガをやっても痩せないの?」
と疑問を持つ方がいると思います。
しかし、ヨガをやっている方で痩せている人もいるのが事実です。
特にインストラクターの方は痩せている方がほとんどです。
ヨガで効果が出ない人には5つの理由があります。
それが
- 頻度が少ない
- 強度が低い
- 食生活が乱れている
- もともとの筋力が少ない
- ヨガ以外の活動量が少ない
になります。
ヨガをしているから痩せると思っている人がよく勘違いしていることなので、事前にちゃんと理解しておきましょう。
頻度が少ない
ヨガは痩せるためにはどれくらい通えば良いのでしょうか?
週1回だけヨガを通うだけではほとんど痩せる効果はありません。
代謝を上げるために筋肉をつける必要がありますが、週1回だと筋肉をつけても、動かない期間で衰えてしまいます。
大切なのは定期的に動くということです。
体を動かす頻度を上げることで筋肉がつき、代謝が上がります。
また、摂取したカロリーを消費することも出来て、余分なエネルギーが脂肪に変わることを防いでくれます。
痩せるためには週2、3回のヨガは必要になってきます。
まずは、頻度をしっかりと確保しましょう。
強度が低い
運動をする上で適切な強度で行うことが大切です。
強度とはこの様なことです。
運動強度(うんどうきょうど)は通常、運動する本人の身体能力を基準として数値で表現する。 有酸素運動の強度はその人の最大酸素摂取量あるいは最大心拍数を、筋力・筋持久力トレーニングでは最大拳上重量を基準とする。
また、その人がどの程度「きつい」と感じるかを尺度とする自覚的運動強度という方法がある。
参照元:wikipedia
エクササイズをする強度の目安は「少しきついぐらい」が良いとされています。
それよりも強度が低いとヨガの十分な効果が得られない可能性があります。
十分に運動できておらず、カロリー消費が少ない場合は摂取した脂肪の燃焼が出来ません。
また、筋肉も負荷をかけないと増えないです。
筋肉量増加によって基礎代謝が上がる効果もあまり見込めません。
痩せるためには運動の強度を改めましょう。
食生活が乱れている
十分にヨガで運動しているからといって、好きなものだけを沢山食べていませんか?
痩せるためには食生活は鍵になってきます。
運動して消費したカロリー以上に、食事で摂取してしまったら脂肪になります。
また、カップラーメンやコンビニ弁当などの食品添加物が多く含まれている物ばかり食べると太りやすくなります。
食べる時間帯も大事で、夜中や寝る前に食事をする人は要注意です。
寝ている間は体を動かさないので、摂取した糖分や脂質などの栄養をエネルギー消費しないと脂肪に変わりやすいです。
食べる食事も好きなものだけでは栄養が偏ります。
栄養はタンパク質、ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルスを意識して肉や野菜を摂っていきましょう。
痩せる体質になるためには普段取り入れている食事から変える必要があります。
もともとの筋力が少ない
筋力と代謝は関係します。
筋力が多いと筋肉を使うために必要なエネルギー量も増えるので、痩せやすい体質になります。
痩せるためには筋力をつける必要があるのですが、そもそもヨガには筋力をつける目的はないです。
どちらかといえば心の安定に目的を置いているので筋力をつける為であれば、他のエクササイズを選んだ方が適切ともいえます。
ヨガ以外の活動量が少ない
ヨガはゆっくりとした動きなので、あまり活動量が多いとはいえません。
ヨガ自体はどれくらいの消費量なのでしょうか?
消費カロリーは
消費カロリー(kcal)= その運動のメッツ(METs)×体重(kg)×時間(hours)
で計算する事ができます。
ヨガの消費カロリーをこちらを元に考えます。
参照元:(独)国立健康・栄養研究所
この表によると運動のメッツは2.5になります。
仮に50kg女性がヨガを1時間した場合
2.5(METs)×50(kg)×1(hours)=125(kcal)
つまり、ヨガの消費カロリーは約125kcal になります。
別の運動で挙げると、ジョギングの場合はこの様になります。
一般的なジョギングは7.0メッツとされています。メッツ値を元に、消費カロリーは「消費カロリー(kcal)=1.05×メッツ×時間×体重(kg)」で算出することができます。例えば、体重50kgの人がジョギング30分行った場合、1.05×7.0(メッツ)×0.5(時間)×50(kg)=183.8kcalを消費したことになります。
参照元:厚生労働省
ヨガの条件と同じく、体重50kgの女性が1時間ジョギングすると
7.0(METs)×50(kg)×1(hours)=350(kcal)
となります。
ヨガと比べたら約3倍の差なので、ヨガは活動量が少ないということが分かります。
その為、痩せるためにはヨガだけではなくてその他の運動を組み合わせる必要があります。
ヨガの効果が出ない時に見直すべきポイント3つ
せっかくヨガをやるのであれば効果を活かしたいですよね。
長く続けても効果が出ない人は見直す必要があります。
ヨガをやっても効果が出ない時に見直すべきポイントはこちらです。
- ヨガをやる目的を見直す
- 自分のなりたい姿をイメージする
- それを叶える方法を見直す
詳しく解説していきます。
ヨガをやる目的を見直す
ヨガはどんな目的で始めましたか?
「人間関係で溜まったストレスを発散したい」
「すぐ落ち込みやすいメンタルを改善したい」
このように、ストレス解消やマインドコントロールなど心に関わる事であればヨガは良い選択肢です。
しかし、ボディメイクやダイエットであればヨガは遠回りになり得ます。
ピラティスやジムなどの体を変えるエクササイズが合っているかもしれません。
自分のなりたい姿をイメージする
ヨガを通してどんな姿の自分になりたいですか?
ヨガの効果では常に落ち着いている自分やストレスから解消されて穏やかな自分といった心の安定が目的であれば大丈夫です。
しかし、美しいボディラインやモデルの様な体型になりたいのであれば、ヨガだけでは難しいかもしれません。
運動の方法も沢山の種類があり、それぞれ自分のなりたい姿によって選んでいくことが大事です。
それを叶える方法を見直す
さて、自分のなりたい姿や目的を叶えるためにはどうすれば良いのでしょうか?
そもそもヨガで叶うのでしょうか?
ヨガも自分の目的を達成できる素晴らしい方法になる場合があります。
しかし、エクササイズの種類によって向いている事・向いていない事があるのも事実です。
ヨガでダイエットをしたいのであれば、
ヨガだけでなく普段の食生活を見直したり、
体を引き締めるためのそもそもの運動方法を考え直す必要があります。
叶えるために一番効果的な手段を選ぶ事で、理想の自分になる近道になるのです。
ダイエット効果で選ぶならヨガよりピラティス
「ダイエットができるエクササイズを知りたい」
「運動するならちゃんと痩せられる効果を出したい」
ダイエットや体の見た目を変えるのであればピラティスが最適です。
ピラティスにはこの様な効果があります。
- ボディラインが引き締まる
- 姿勢が良くなる
- 太りにくい体質になる
- 代謝が上がる
- 病気や怪我に強い体になる
- 精神的に安定する
- 肩こりや腰痛が解消される
- 体力が向上する
体を良くする効果はもちろん、
ピラティスは動く瞑想とも言われているので、
マインドフルネスの効果もあります。
この様な効果がある理由として、
ピラティスではインナーマッスルを鍛えます。
インナーマッスルを鍛える事で体幹が安定して姿勢が良くなります。
さらに、ボディラインも整えられてモデルの様なスラっとした体型になることが期待できます。
全身の筋肉量も上がるため、代謝が上がって普段の生活でもカロリー消費が高くなるので、
太りにくい体質になります。
また、続けていく事で体力が向上し免疫が上がって病気にも強くなります。
体の使い方も上手になるので怪我もしにくいです。
そして、ピラティスで特徴的なピラティス呼吸をしながらレッスンを行います。
ピラティス呼吸とは胸式呼吸のことです。
胸式呼吸をする事で以下の様な効果が得れます。
ピラティスでは主に胸式呼吸でエクササイズを行います。胸式呼吸は自律神経の交感神経に働きかけ、頭や身体を活性化させる効果があります。交感神経が活性化すると、アドレナリンというホルモンが分泌され、やる気が出たり前向きな気持ちになります。レッスン後にスッキリした充実感に溢れた気持ちになるのは呼吸の効果もあるでしょう。
ピラティスは呼吸を意識しながらエクササイズを行うので、動きの速度が安定し、心拍数や血圧が必要以上に上昇することを抑えられてリラックス効果を生み出すことができます。さらに、深い呼吸で心拍数を安定させ、血圧を下げ、筋肉をほぐし、脳への酸素供給を増加させるのでストレスや不安を軽減する効果をもたらす効果があります。
参照元:FlexFit ピラティス・ワークアウト
精神的にもピラティスは良い効果を与えてくれます。
ヨガの効果が出ないと悩む人へ
「ヨガをやり続けても効果が出ない」
「痩せるために体に結果が出る運動をしたい」
そう思った方達にオススメしたいのはピラティスです。
ピラティスではダイエットの効果が期待できます。
痩せる体質を手に入れたかったり、引き締まったボディになりたい人にピッタリです。
しかし、スタジオの質によって効果も変わってきます。
トレーナーやスタジオの設備、マシンピラティスが置いてあるかによって結果もかなり変わってきます。
そんな方へオススメしたいスタジオが”ルルト”です。
ルルトは体の見た目を変える事ができるスタジオになります。
魅力とレッスンの様子について3分で分かる動画があるので、ぜひ覗いてみてください。
理学療法士とPHIのマスタートレーナーの資格を持つ戸田さんがスタジオの監修をしています。
結果の期待できるピラティスプログラムを受けることが可能です。
また、プライベートレッスン専門でマシンピラティスも導入しているため、結果を出したい人にはぴったりのスタジオです。
さらに、現在体験料金が半額になるキャンペーンがあり、今から始めようとしている人には嬉しいキャンペーンです。
女性トレーナーも多く、開放感があり日当たりが良くて、清潔感もあるため安心してピラティスをする事ができます。
ホームページはこちらです。
まとめ
ヨガは直接的なダイエット効果が低い理由についてお分かりいただけたでしょうか?
心の安定を目的とするのであれば適切な選択肢と言えるでしょう。
しかし、ダイエットやボディメイクが目的であるのであればピラティスの方が合っています。
ピラティスには体を整える効果があるからです。
みなさんがなりたい姿、叶えたい目標を元に数多くある運動方法から選んでみてください。
まずは体験することをオススメします。
体験する事で運動は自分に合っているか、スタジオの講師の人と相性は良いか、
雰囲気や設備は十分かを事前に知ることができます。
体験できる店舗も限られてくるので、始める時は出来るだけ体験を受けられる店舗を選ぶことをオススメします。