ピラティスのインストラクター資格に興味があるけど、
「どこの養成団体の資格を取得するか迷っている……」
「PHIピラティスが良いと聞いたけど、費用・期間は実際どうなの?」
「PHIピラティスの特徴を知って、自分に向いているのかを知りたい」
こんな疑問や不安を感じていませんか?
PHIピラティスは、ジョセフ・H・ピラティス氏が考案したリハビリテーションとコンディショニングとしての『ピラティス』を、正式に継承している団体のひとつです。
今回は、PHIピラティスの現役マスタートレーナーの戸田圭哉さんに、
PHIピラティスに関する疑問点を伺いながら徹底調査しましたので、
ぜひ資格が自分に合うかどうかを確かめるため最後までご一読ください!
監修:戸田圭哉(とだ けいや)
- ピラティススタジオ「ルルト」代表(PHI Pilates Japanゴールド認定スタジオ)
- 理学療法士
- PHIピラティスマスタートレーナー
- PHIピラティスインストラクターの養成講師
- 横浜リゾート&スポーツ専門学校非常勤講師
戸田圭哉さんが代表を務める「ルルト」は、
「PHI Pilates Japan ゴールド認定スタジオ」として認定されており
高度な知識・安全な指導技術を目的とした施設基準をクリアしています!
すでにPHIピラティスに興味があり、今すぐ体験を希望される方は、
こちらから体験予約できます!
PHIピラティスの特徴など分かりやすくお伝えしていきますので、迷われている方の参考になれば嬉しいです!
PHIピラティスは高度な知識で安全な指導ができる!
PHI Pilates(PHI ピラティス)創設者のChristine Romani-Ruby(クリスティン・ロマニ・ルビィ)氏は、
現役の理学療法士およびアスレチックトレーナーです。
医療現場とフィットネスの現場での豊富な経験と、幅広い知見を活かして誕生した新しいピラティスが「PHIピラティス」です。
エクササイズは全て解剖学や運動学に基づいたもので、術後の高齢者のリハビリからプロアスリートのパフォーマンスアップまで安全に指導できます。
そのため、PHIピラティスでは以下のような技術が学べます。
- ピラティスの形だけではなく、解剖学・運動学的に体の動きがみれるようになる
- アスリートから高齢者まで幅広く対応が可能になる
- エクササイズの強度や難易度の調整が臨機応変にできるようになる
- メディカルとフィットネスの融合
養成コースでは解剖学や運動学について丁寧に学びながら、細かくピラティスの動きを学習していきます!
PHIピラティスはこんな人におすすめ!
では、PHIピラティスはどんな人におすすめなのでしょうか?
まず、同じ「ピラティス」の文字が使われていても、資格団体によって特徴は大きく異なります。そのため、「自分のピラティスに対する目的に合っているか」といった視点で判断する姿勢が大切です。
なぜなら、ピラティスは資格養成団体によって、
- メソッドや考え方
- 個別指導(パーソナル)向きか、集団指導(グループレッスン)向きか
- フィットネス寄りか、メディカル寄りか
にさまざまなちがいがあるからです。
PHIピラティスでは、「医療とフィットネスの融合」を前面に掲げています。
「オーダーメイド」の運動処方を基本に考えられているので、
エクササイズの動きをただ学ぶのではなく、
- このエクササイズにはどのような効果があるのか
- どのような姿勢の人に効果的か
- なぜこのような動きを行うのか
といった一歩踏み込んだ内容を機能解剖学的に紐解きながら学ぶことができる資格ようs団体です。
したがって、ピラティスに次のような目的意識を持つ方に向いています。
- 機能解剖、運動学に基づいた安全で効果の高いピラティスを学びたい!
- ピラティスで動きやパフォーマンス、姿勢を変化させ「結果を出せる」ようになりたい。
- リハビリテーション(運動療法)や、アスリートのパフォーマンス向上としてピラティスを取り入れたい。
- フィットネスの現場で、痛みや体に不安点がある方の指導もできるようになりたい
- 自分の身体について学び、自分の身体も変えたい。
実際に養成コースには、理学療法士やフィットネスインストラクーなど様々な方が学びに来られて、それぞれの分野でPHIピラティスを活用されています!
養成中に姿勢がどんどん良くなる方も多いです!!
PHIピラティスの特徴3つ
以下で、PHIピラティスの特徴を3つに分けて解説します。
- 学術的に効果が認められている
- 姿勢の評価や改善に特化
- 姿勢の歪みからくる体の不調を改善
特に2番目の「姿勢の評価や改善に特化」している点は、PHIピラティスが機能解剖学的アプローチに基づく特徴をよく表しているところです。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
特徴1 学術的に効果が認められている
創始者のクリスティン氏は、カリフォルニア大学にて20年以上ピラティスを研究し、ピラティスのエクササイズが姿勢矯正させることを証明した論文を発表しています。
また、脊柱のゆがみから引き起こされる肩こり、腰痛、股関節の痛みにもピラティスが効果的であると述べています。
クリスティン氏は自身の理学療法クリニックを運営しながら、ピラティスのエクササイズを用いて
リハビリからパフォーマンスアップまで様々な方のサポートを行なっています。
このように、学術面のエビデンスもしっかりした上で、実際の現場で活用したスタイルがPHIピラティスの魅力を生み出していると言えるでしょう。
特徴2 姿勢の評価や改善に特化
PHIピラティスでは、
- 姿勢の評価方法
- 不良姿勢パターンとその筋肉のバランスについて
- 不良姿勢を改善するためのエクササイズの考え方
- エクササイズ中の動きのエラーを見抜いて修正する手段
なども学びます。したがって、クライアントそれぞれの姿勢やエラーに合わせてアプローチが可能です。
また「オーダーメイド」の運動処方を基本に考えられているので、エクササイズの動きをただ学ぶのではなく、
これらを機能解剖学的に紐解きながら学びます。
そのため、クライアントの状態に合わせた最適なエクササイズの選択ができ、
エラーを出さず、理想的な姿勢と動きでエクササイズがしやすくなる点が大きな特色です。
結果として、PHIピラティスを通して姿勢改善へと導けます。
特徴3 姿勢の歪みからくる体の不調を改善
PHIピラティスは、姿勢の歪みから起こる体の不調改善にも効果があります。
姿勢が崩れると、
- 使いすぎて負担がかかっている筋肉
- あまり使えていなくて硬くなったり弱くなっている筋肉
のように筋肉のバランスが崩れてくるため、肩こり、腰痛などの不調に繋がります。
PHIピラティスでは、エクササイズを行いながら理想的な姿勢、理想的な身体の動きを学び、
それを身体に覚えさせていく「運動学習」を行います。
日常の姿勢の改善していくため、筋肉のバランスの乱れで生じるさまざまな不調の改善にも効果的です。
PHIピラティスの資格養成の基本情報3つ
以下で、PHIピラティスの資格取得に迷っている方のために、資格の基本情報3つをわかりやすくお伝えします。
特に、
- PHIピラティスの資格養成コースの種類
- PHIピラティス資格取得までの期間・試験内容
- PHIピラティス資格の取得費用・資格更新
について徹底調査しています。
では、ひとつずつ見ていきましょう!
1.PHIピラティスの資格養成コースの種類
取得できるコースの種類は、初心者からレベル別で分かれています。
初めて「PHI Pilates インストラクターコース」を受講する方は、最初に必ず基本コースの『マットⅠ/Ⅱ』または『リフォーマーⅠ』のどちらかを受講します。
ほとんどの方が最初に『マット Ⅰ/Ⅱ』を受講します。修了すると、他のすべてのコースの受講資格が与えられます。
どのレベルまでコースを受講するかは人それぞれです。『マットⅠ/Ⅱ』のみ取得して、リハビリに活かしている方もいます。また、必要に応じて少しずつ取得される方もいるなど、さまざまです。
こうした自由度で柔軟な資格取得スケジュールが立てられる点も、PHIピラティスが個人のニーズに合わせやすくおすすめのポイントです!
2.PHIピラティス資格取得までの期間・試験内容
資格を取るまでの期間は、
PHIピラティスマットインストラクターの養成コースの場合、計4日間です。
そして、試験に合格後、資格取得となります。
4日間の講習
(7時間×4日)
⬇︎
試験対策期間(1ヶ月ほど)
⬇︎
試験内容:実技試験
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合格!
PHIピラティスインストラクターの資格発行!
スムーズに行けば2ヶ月ほどで資格が取得可能です。
3.PHIピラティス資格の取得費用
資格の取得費用は、コースの種類によって異なります。
一例として、ここでは、初心者ほとんどの方が最初に受講する
『マット1/Ⅱインストラクター』の費用を紹介します。
受講料:242,000円(税込)
製本テキスト: 3,850円 (任意 税込・送料込)
ちなみに、資格取得後の復習のために、養成コースを再度受講できる「再受講」という制度があります。
PHIピラティスは養成コース再受講の価格が圧倒的に安いです。(マット養成コース再受講費:1日5,000円)
PHIピラティスの運営側には「資格取得後も学び続けてほしい」との思いがあります。
このように、PHIピラティスは非常にリーズナブルな料金設定になっています。
PHIピラティスは資格取得後も学び続けられる仕組みができているのが特長です。
ピラティスインストラクターとして成長し続けることができます。
講師と生徒の距離感が近いのも魅力ですよ!
【Q&A形式】PHIピラティスのあらゆる評判・口コミを徹底調査!
ここまで読んでみて、
「PHIピラティスがなんだか自分に合っていそうだけど、実際評判はどうなんだろう?」
と思った方も多いのではないでしょうか?
以下で、PHIピラティスの資格取得に迷っている方のために、口コミでよくある疑問をわかりやすく解説します。
実際に養成講師を行なっているので、受講生の声なども踏まえてお伝えしますね!
【Q&A1】マットピラティス初心者ですが、指導はどんなインストラクター?
PHIピラティスのマスタートレーナーは全国に約30名います。そして、全国各地でPHIピラティスのインストラクター養成コースを開催しています。
マスタートレーナーとは、PHIピラティスのほぼ全コースを履修し、養成講師としての試験に合格したインストラクターです。
私もマスタートレーナーとして、養成コースをほぼ毎月開催しています!
マスタートレーナーになり養成講師となった後も資格更新試験があるため、継続的にピラティスを学び続け、インストラクター同士が切磋琢磨しながら共に高め合っています。
どの講師の養成コースを受けても、基本的な講義の内容は変わりません。
素晴らしい学びを得られることでしょう。
そして、マスタートレーナーはそれぞれ異なるバックグラウンドや経験を持っていますので、一人ひとりさまざまな強みを持っています。
ぜひ講師の強みもチェックしながらインストラクターを選ぶと、さらに満足度が高まりそうですね。
私の養成では理学療法士としての知識を活かし、医療の分野でのピラティスの活かし方をわかりやすくお伝えします。
また、専門学校講師として、解剖学やピラティスに関するまだ知識の乏しい学生さんへの指導経験も豊富です。
「解剖学に自信がない……」と不安な方にも、丁寧にサポートします!
【Q&A2】試験合格後、インストラクターの働き方や資格更新は?
なお、インストラクターで活躍していく場合、「PHI Pilates インストラクター資格 更新制度(CEU制度)」の利用が求められます。
インストラクター資格維持に必要な継続教育プログラムなので、詳しくはPHI Pilates Japanの公式Webサイトをご確認ください。
PHIピラティスは「医療とフィットネスの融合」を掲げています。
そのため、活躍場所が幅広いのも特徴であり大きなメリットですね!
【Q&A3】受講場所はどこ?東京や大阪以外でも開催?
全国各地で養成コースが開催されています。
東京や大阪をはじめ、京都や名古屋、仙台、福岡、沖縄まで、受講しやすい場所を利用しましょう。
詳しい場所や日程はPHI Pilates Japanの公式Webサイトをご覧ください。
なお、オンライン形式の受講はできません。
すべて対面形式の養成のみとなっています。
私の養成コースは恵比寿(東京)にあるピラティススタジオ「ルルト」」にてほぼ毎月開催しています!
ぜひ日程チェックしてみて下さいね。
PHIピラティスならルルトがおすすめ!【理学療法士監修スタジオ】
PHIピラティスに興味がある方は、ぜひ一度体験して見ることをお勧めします!
ピラティスなどエクササイズ系の資格は、実際に体感してみないとメリット・デメリットが把握できない部分も少なくありません。
そこで、自分の目でPHIピラティスをチェックし、実際に体験し納得した上でPHIピラティスの資格取得を目指す意識が重要です。
「自ら行動してリアルに体験してみよう!」といったアプローチをすれば、きっと得るものも多く満足度も高まるでしょう!
なお、PHI Pilates Japan ゴールド認定スタジオに認定のピラティススタジオ「ルルト」は、代表がマスタートレーナーを務め、高度な知識・安全な指導技術を目的とした施設基準をクリアしています!
スタッフ全員がPHIピラティスの資格保持者で、常にブラッシュアップのための研修も行なっていることも大きな魅力です。
- PHIピラティスを体験してみたい
- PHIピラティスについてもっと知りたい
- 自分に合うか確かめたい
- 自分の体をまず変えたい
という方はぜひ一度体験予約をしてみましょう!
体験当日は、わからないことや疑問点をしっかり質問して納得しながら、資格取得の参考にしてみてください!
私が代表を務めるピラティススタジオ「ルルト」では、PHIピラティス資格養成コースを定期的に開講中です。
少しでも興味のある方なら、一度体験していただくとPHIピラティスの特徴や魅力がよく分かると思います。
些細な質問も大歓迎ですので、お気軽にお越しくださいね!
ピラティススタジオ「ルルト」の体験予約はこちらから取れます!
まとめ
ピラティスのなかでも、ユニークな存在感を放つPHIピラティス。
もしPHIピラティスの資格取得で迷われている方は、本記事の内容をチェックし、実際に体験した上で納得できる決断をおすすめします。
自分の体でPHIピラティスを体感してみませんか?
理学療法士監修のピラティススタジオ「ルルト」で気軽に体験してみてくださいね!