お肌のくすみやたるみ、黒ずみ…お肌のトラブルにお悩みではありませんか?
もしかしたらその悩み、ピラティスで解決できるかもしれません。
お肌の悩みの多くは、血流改善によって軽減できる可能性があり、その血流改善を助けるのがピラティスです。
この記事では、ピラティスで体の内側から美しくなるための方法を解説します。
本記事は、理学療法士兼PHIピラティスマスタートレーナーである「戸田圭哉」監修監修のもと執筆されています。
運営元のピラティススタジオ『ルルト』は、理学療法士が在籍する株式会社理学ボディが運営しており、医療・運動の両面から身体の悩みにアプローチしています。
本記事は、PHIピラティスマスタートレーナー兼理学療法士である「戸田圭哉」監修監修のもと執筆されています。
運営元の【マシンピラティススタジオ ルルト】は、理学療法士が在籍する株式会社理学ボディが運営しており、医療・運動の両面から身体の悩みにアプローチしています。
ピラティスで「美肌」と「血流改善」が期待できる理由

美肌になりたい!と思ったとき、スキンケアや食生活の改善も大切ですが、実は血流も美肌に大きく影響しています。
血流の促進に効果的な運動が、ピラティスです。
なぜピラティスが「美肌」と「血流改善」に役立つのか、どのように作用しているのかを見てみましょう。
血流改善がもたらす美肌効果(酸素・栄養供給と老廃物排出)
血液は全身に酸素と栄養を運び、老廃物を排出する役割を持っています。
血流が滞ると酸素などの運搬がスムーズにできず、メラニン色素の沈着やくすみ、ターンオーバーが乱れるなど、さまざまな皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
反対に、サラサラな血液は、新鮮な酸素や栄養を全身に運び、新陳代謝が促進されることでターンオーバーが安定するだけでなく、老廃物の排出もスムーズに。
結果、お肌のくすみが軽減し、透明感がアップ、ハリも出て明るく艶のある美肌になることが期待できます。
インナーマッスルと姿勢改善による肌環境の変化
姿勢と美肌、一見関係なさそうにも見えますが、内臓、とくに腸はお肌と密接に関係していて、腸内環境の良しあしは肌環境に大きく影響することもあります。
姿勢を整えることで内臓の圧迫を防ぎ、腸内環境を整える効果があります。
また姿勢を改善することで血行が促進され、お肌のむくみの軽減も期待できます。
姿勢改善はインナーマッスルと深い関係があり、いわゆる体幹を担うインナーマッスルを鍛えることはたるみ解消にも効果的です。
呼吸法と自律神経のバランスがストレス肌を和らげる
ストレスは体にさまざまな影響を及ぼし、お肌もそのひとつです。
肌のバリア機能が低下したり、乾燥やニキビ、かゆみなどを引き起こしたりすることも。
肌に悪い影響を与えるストレスの軽減には、自律神経のバランスが重要です。
交感神経が優位な状態では、血管が収縮し血流の低下を起こしやすいため、副交感神経が優位になるよう、呼吸法でアプローチします。
呼吸法といっても難しく考える必要はありません。
鼻から吸ってゆっくり口から息を吐くだけでOK。
深い呼吸でリラックスできれば血行が促進され、くすみが軽減し、透明感のある美肌が期待できます。
ピラティスで改善が期待できる具体的な肌悩み

お肌の悩みは、シミやくすみ、たるみ、乾燥、ニキビなど多岐にわたります。
ピラティスはどのような肌悩みに効果的なのでしょうか。
肌悩み別にピラティスに期待できる効果を見てみましょう。
くすみ・肌荒れ・乾燥へのアプローチ
血流がよくなると酸素や栄養が肌にしっかり行きわたるため、新陳代謝も活発になり、肌のターンオーバーが整います。
ターンオーバーにより新しい肌が生まれ、くすみが軽減、明るく透明感のある肌を目指せます。
保湿効果が高まることで、肌荒れや乾燥の軽減も。
ピラティスは呼吸法や筋肉を使う動きによって血流改善が期待できるため、肌へしっかりアプローチし、美肌へ導きます。
ニキビや吹き出物を防ぐ新陳代謝アップ効果
ピラティスは新陳代謝アップにも効果を発揮します。
どのように影響するのか見てみましょう。
- 全身の筋肉を使い柔軟性を高める動き…血行が良くなり新陳代謝を促進
- インナーマッスルを鍛え姿勢改善…内臓の働きや血行がよくなり新陳代謝を促進
- 呼吸法で自律神経を整える…血行が良くなり新陳代謝を促進
ピラティスの動きは、血行を促進し自律神経を整え、内臓を正常に機能させます。
それにより、新陳代謝アップにつながり、ニキビや吹き出物の予防に効果が期待できるのです。
ホルモンバランスや腸内環境との関わり
ホルモンバランスの乱れや腸内環境が悪化は、肌荒れやシミ、吹き出物の原因になり得ます。
たとえばホルモンバランスが乱れると汗や皮脂分泌が増え、肌のコンディションが悪化しやすくなります。
また腸内環境が悪化すると、便秘になるなどで自律神経の働きが鈍くなり、血行に影響することで肌荒れやニキビ、吹き出物ができやすくなることも。
胸式呼吸によって自律神経にアプローチするピラティスは、ホルモンバランスにもよい影響をもたらします。
またインナーマッスルを鍛えることで内臓の位置が整い腸を活性化、腸内環境改善に効果的です。
ピラティスで美肌や血流改善を目指すコツは?

ピラティスで美肌を目指したいけれど「週に何回行えばいいの?」「自宅でもできる?」「続けられるか心配」など不安もあるでしょう。
ここでは、ピラティスで美肌を目指したい方に、3つのコツを解説します。
週に何回の頻度で行うと効果的?
ピラティスの適切な頻度は、目的や経験によって違います。回数が多ければ効果も早く出る可能性がありますが、続かなかったり、ケガのリスクも高まったりとデメリットも。
初心者の場合は週に1回から始め、慣れてきたら週2回にするなど体に合わせて行いましょう。
さらに慣れてきたら、週に2回~4回の頻度で行うと、効果を感じやすくモチベーションが維持できます。
スタジオでのトレーニングだけでなく、自宅でのトレーニングを取り入れるのもおすすめです。
大切なのは、
正しいフォームで効果的なエクササイズを行うことと、継続することです。
日々の生活に上手にピラティスを取り入れていくのがおすすめです。
自宅とスタジオを使い分けるメリット
ピラティスはオンラインレッスンなどを利用し自宅で行う方法と、スタジオに足を運びレッスンを受ける方法があります。
まずは双方のメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット | |
自宅レッスン | ・交通費がかからない ・好きな時間にレッスンできる ・人目を気にしなくてよい | ・正しいフォームでできているかわからない ・モチベーションを維持するのが難しい |
スタジオレッスン | ・専用マシンなどの設備を利用できる ・正しいフォームを指導してもらえる ・モチベーションを保ちやすい | ・スタジオに足を運ぶ手間がかかる ・時間に制限がある ・人目が気になることがある |
自宅でピラティスを行う場合は交通費などの諸経費がかからず、すきま時間を活用できるなどのメリットがある反面、正しいフォームでできているかわからず十分な効果が得られない可能性も。
一方スタジオでピラティスを行う場合は、通う手間はかかりますが、トレーナーが正しいフォームを指導してくれるだけでなく、専用マシンを使ったエクササイズが可能です。
おすすめは、スタジオで本格的なエクササイズを行い、自宅でもピラティスを取り入れること。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、使い分けることでデメリットを解消し、両方のメリットを得られますよ。
続けやすい環境づくりとモチベーション維持法
ピラティスは即効果が出るトレーニングではありません。
効果を実感するには、継続が重要です。とはいえ、モチベーションを維持するのは難しいですよね。
モチベーションを維持し、ピラティスを続けるには以下のポイントに注目してみてください。
- 目的を明確にする
- ライフスタイルや体調に合わせて行う
- 専門家(トレーナー)のアドバイスを受ける
目的を明確にする
目的を明確にすることは、ピラティストレーニングを続けるうえで最も大切といっても良いでしょう。
「ストレス解消」や「ダイエット」など身近な目的でOK。
もちろん、血流改善により美肌を目指すのも、立派な目的です。
ライフスタイルや体調に合わせて行う
レッスン頻度は、無理のないスケジュールがおすすめです。
スタジオレッスンの場合は、週1回から始め、様子を見ながら自宅でのエクササイズを行うなど、頻度を増やしていくとより効果を実感しやすくなります。
専門家(トレーナー)のアドバイスを受ける
レッスンの目的をインストラクターに共有することで、適切なアドバイスを受けられる上、上達を感じられるため、モチベーションアップが期待できます。
ピラティスで内側から美しく、血流改善で健やかな肌へ

肌のくすみや荒れ、ニキビや黒ずみなど、お肌の悩みはつきません。
スキンケアをしてもなかなか効果を実感できず、諦めてしまいそうになることもあるでしょう。
しかし、ピラティスで血流を改善すれば、その悩みから解放されるかもしれません。
血流・筋肉・自律神経にアプローチするピラティスは、体を内側から美しくしてくれます。
美容にも健康にも効果的なピラティス。続けられるか心配な方は、まずは体験レッスンから始めてみませんか。

この記事の著者・運営者:マシンピラティススタジオ ルルト