近年、健康への意識が高まっており、ダイエットやボディメイクに取り組む人が増えてきました。
その中でもピラティスとヨガを通して理想の体を目指す人もいます。
ピラティスとヨガは似たようなイメージがありますが実際は違います。
本記事では専門家が詳しく解説しているので参考にしてみてください。
ヨガとピラティスはどっちが痩せる?
「痩せる事を目的に取り組むとしたらピラティスとヨガどっちが良いの?」
「細くなる効果が高いのはピラティスかヨガどちらなんだろう?」
どちらの方が痩せる効果があるのか気になるところですよね。
結論を言うと、ピラティスの方が痩せます。
ピラティスは体を整える事を目的にしているので以下のような効果があります。
- 身体が引き締まる
- ボディラインが整う
- 姿勢が良くなる
- 太りにくい体質になる
ピラティスはインナーマッスルを鍛えて、背骨の柔軟性を上げて体質から変えます。
目的を知るに当たって、きっかけとなるのが発祥です。
発祥は以下が参考になります。
当時は第一次世界大戦中で負傷した兵士が大勢いて、ピラティス氏は看護として兵士と関わっていました。
兵士は負傷して動けずに体力が落ちる一方でしたが、そこでピラティス氏が寝たままでもできるエクササイズを導入したのです。
エクササイズを通して兵士の体力が回復していく効果はもちろん、再度怪我をする事がないような効果があると言う事で世間に広まりました。
一方で、ヨガは心を整える事を目的にしているので以下のような効果が期待できます。
- メンタルが安定する
- リラックス効果
- 集中力が上がる
ヨガは呼吸や静かな動きを通して精神面が安定します。
ヨガのリラックス効果は以下が参考になります。
ピラティスは、日常生活で歪みが生じやすい骨盤や背骨など骨格の正しい位置を意識しながらエクササイズを行います。エクササイズによって体幹が鍛えられると、姿勢や骨盤の歪みが改善していくでしょう。
骨盤が正常な位置に戻ると骨盤の上にある内臓の位置も改善され、血流の促進や内臓機能の向上が期待できます。そのため、冷え性、生理痛、便秘などの体調不良や、むくみなどの改善に役立ちます。参照元:WELL-BEING GUIDE
痩せる事が目的の場合はピラティスの方が向いていると言えます。
ヨガとピラティスどっちの消費カロリーが多い?
運動をする上で消費カロリーは気になりますよね。
ダイエットで痩せる指標にもなっています。
さて、ピラティスとヨガどちらがの方が消費カロリーは多いのでしょう?
消費カロリーは
消費カロリー(kcal)= その運動のメッツ(METs)×体重(kg)×時間(hours)
で計算する事ができます。
メッツとは以下の通りです。
身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位で、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。
参照元:厚生労働省
今回は50kgの女性が1時間運動した場合で消費カロリーを出してしきます。
一緒にチェックしていきましょう。
ヨガの消費カロリー
ヨガの消費カロリーを計算していきます。
静かに動くのであまり消費カロリーが高い印象はないと思われますがどうでしょうか?
ヨガは2.5METsになります。
参照元:(独)国立健康・栄養研究所
50kg女性がヨガを1時間した場合
2.5(METs)×50(kg)×1(hours)=125(kcal)
つまりヨガの消費カロリーは約125kcal になります。
ピラティスの消費カロリー
ピラティスの消費カロリーを計算していきます。
ピラティスはよく動くので消費カロリーが高いイメージがありますが実際はどうでしょう。
ピラティスは3METsになります。
参照元:(独)国立健康・栄養研究所
3.0(METs)×50(kg)×1(hours)=150(kcal)
つまりピラティスの消費カロリーは150kcalになります。
ピラティスとヨガの消費カロリーの差は25kcalで思ったよりも少なかったです。
しかし、痩せる為には消費カロリーはあくまで参考です。
消費カロリーが食事などで摂取したカロリーを超える事で、脂肪などがエネルギーに使われてます。
消費カロリーが増える事で体重は減ります。
また、大切なのはどれくらい体に変化を出せる効果が期待できるかになってきます。
ピラティスは体型を変える効果が大きいので、痩せやすいです。
そちらをこれから詳しく解説していきます。
ヨガとピラティス見た目が変わるのはどっち?
一番気になってくるのは見た目ですよね。
ヨガとピラティス見た目はどちらが変化するのでしょう?
ピラティスは体を整える事を目的にしているので見た目が変わりやすいです。
体を整えるとはボディラインが引き締まったり、痩せやすい体質になるということです。
そういった効果で見た目が美しく健康的な体になります。
ヨガは心を整えるので見た目の変化はピラティスに比べると少なくなってきます。
見た目を変えたいのであればピラティスは有効的な手段になるでしょう。
ピラティスによる具体的な効果や理由について詳しく解説していきます。
ピラティスで見た目が変わる5つの理由
ピラティスではなぜ見た目が変わるのでしょうか。
主に5つの理由があります。
- 体の歪みが整う
- インナーマッスルが鍛えられる
- 呼吸が深まる
- 代謝がアップする
- 姿勢が良くなる
全て見た目が変わる為に大事な要素なので理解しておきましょう。
では、解説していきます。
体の歪みが整う
ピラティスのエクササイズには体の歪みを整える効果があります。
歪みとはO脚やX脚、ストレートネックなどの関節が変形している状態です。
具体的にX脚は膝が内側にカーブした状態で、
膝を揃えた時に”X”の形をしている様に見えます。
X脚になる原因としては、
- 体幹や骨盤の不安定性
- 筋肉のアンバランス
- 脊柱の動きが悪い
が考えられます。
ピラティスの多くのエクササイズではインナーマッスルを鍛える事を目的にしています。
インナーマッスルを鍛える事で、体幹や骨盤が安定したり、脊柱の動きが良くなる効果があります。
体幹と骨盤の安定により、膝にかかる負担が減るので変形が改善する事も可能になってくるのです。
また、O脚は両膝が外側にカーブしており、
くるぶしを揃えた時に左右の膝が離れた状態になります。
O脚になる原因もX脚と同じような事が挙げられます。
さらに、ストレートネックは現代人の悩みで上位に挙げられ、
姿勢が悪い状態でスマホやパソコンを長時間使用することでなります。
本来、頸は生理的な前弯といって前にたわむように曲がっておりますが、
スマホを触る時にうつむいた悪い姿勢の状態が続くことで頸に負担がかかってカーブが失われていきます。
症状として頸こり、肩こり、頸の痛み、頭痛や眼精疲労など様々です。
ストレートネックになる原因は姿勢が大きく関係しております。
こちらもピラティスのエクササイズでインナーマッスルを鍛えることで、
関節にかかる負担を減らすことが期待できます。
インナーマッスルが鍛えられる
ピラティスはインナーマッスルを鍛える事ができます。
エクササイズでは脊柱や骨盤を意識して動かしていきます。
脊柱や骨盤を動かす為には深層にあるインナーマッスルを動かせるようになる必要があるので、必然的に鍛えられます。
インナーマッスルを鍛える事で脊柱や骨盤を上手に動かす事ができます。
脊柱や骨盤は体幹を安定させる作用があるので姿勢が良くなって、体が動かしやすくなり、代謝を上げる事ができます。
呼吸が深まる
ピラティスでは胸式呼吸をしながらエクササイズを行います。
エクササイズ中では常に呼吸を意識しながら行っているので、
日常生活においても自然と呼吸が深まります。
呼吸が深まる事で腹圧が上がり、姿勢が良くなったり、お通じがよくなったりと言った効果があります。
代謝がアップする
ピラティスでは代謝がアップします。
インナーマッスル鍛える事で体幹が安定し姿勢が良くなって、内臓が正しい位置で機能する事ができます。
それにより内臓機能の働きが向上して代謝を上げる事ができます。
代謝が上がると嬉しい事に太りにくい体質になります。
ダイエットのリバウンドを予防する事もできるので代謝がアップすることは様々な良い効果があります。
姿勢が良くなる
ピラティスはエクササイズを通して身体の動かし方や筋肉の使い方を覚えていきます。
姿勢が悪い人は筋肉が固まっていたり身体の柔軟性が低下している場合が多いです。
筋肉の使い方、身体の動かし方を学ぶことによって、
意識して思うように筋肉や身体を動かす事が出来ます。
特に脊柱の筋肉を鍛えられる事で姿勢に関わるインナーマッスルが鍛えられて、
関節や筋肉に負担がほとんどかからない良い姿勢になることができます。
さらに、エクササイズによって腹横筋という姿勢を保つ筋肉を鍛えることで、
持続的に良い姿勢になる事が出来るのです。
そして、正しい姿勢を学習するので、
関節や臓器など身体に負担がかかるよう悪い姿勢になっても、
良い姿勢やボディラインを修正する事が可能になります。
ピラティスで効果的に痩せる3つの秘訣
ピラティスでは出来るだけ体に変化を残せるように効果的に痩せたいですよね。
効果的に痩せる為には3つの秘訣があります。
- 実績のある店舗に通う
- プライベートレッスンを選ぶ
- マシントレーニングを選ぶ
こちらを詳しく解説していきます。
実績のある店舗に通う
体に変化を残すためには、確実に効果を出せる実績のある店舗を選びましょう。
確認しておきたいのは下記の部分です。
- 実績や保有資格はどうか?
- お客様の声はどうか?
特に担当するトレーナーが重要になってきます。
講師の実力があるとエクササイズの質が高かったり、
自分に合ったエクササイズを提案してもらえます。
それにより、短期間で痩せることも期待できます。
ルルトのトレーナーを例を挙げると、
スタジオの監修を行っている戸田圭哉(とだ けいや)さんは、理学療法士とPHIピラティスのマスタートレーナーの資格も保有しています。
PHIピラティスとは、創設者が現役の理学療法士とアスレチックトレーナーをしており、その経験と知識を元に作られました。
PHIピラティスの中でも、特に難易度の高いマスタートレーナーのコースも修了している、言わばピラティス業界のトップインストラクターです。
それだけ、知識と経験がいる資格なので、信用してピラティスを受けられますよね。
さらに実績として、専門学校の講師としても活動しております。
体に不安を抱える方や、よりしっかり効果を出したい方は、このように指導者の実績や経歴をチェックしてみるのもおすすめです。
プライベートレッスンを選ぶ
ピラティスを受ける上ではプライベートレッスンを選んだ方が効果的です。
ピラティスのレッスンはグループレッスンとプライベートレッスンがあります。
グループレッスンでは複数人で楽しくレッスンをしたい人向きで、
プライベートレッスンは体型の変化を確実にさせたい人向けです。
講師とマンツーマンで丁寧な指導を受ける事ができるので初心者でも質の高いエクササイズができます。
また、適切なエクササイズを提案してもらえるので体型の変化がより期待する事ができます。
効率良く短期間で結果を残したい人はプライベートレッスンを受ける事をオススメします。
マシントレーニングを選ぶ
ピラティスにはマットピラティスとマシンピラティスの2種類あります
マットピラティスはマットを用いて、全身を使うエクササイズでです。
マシンピラティスはピラティス専用のマシンを使うことで集中的に鍛えたい部位を効率的に鍛える事ができます。
マシンピラティスはマシンが動きを誘導してくれるので、正しいフォームでエクササイズを行う事ができます。
初心者でも質の高いエクササイズをする事が可能です。
また鍛えたい部位も選んで集中的に鍛えられるので、自分の目指したい体に合わせてエクササイズができます。
ピラティスで見た目を変えるならルルト
「ピラティスで見た目を変えたい!」
「痩せるだけでなく体型も変化残したい!」
そんな方へオススメしたいスタジオが”ルルト”です。
ルルトは見た目を変える事ができるスタジオになります。
魅力とレッスンの様子について3分で分かる動画があるので、ぜひ覗いてみてください。
理学療法士とPHIのマスタートレーナーの資格を持つ戸田さんがスタジオの監修をしています。
結果の期待できるピラティスプログラムを受けることが可能です。
また、プライベートレッスン専門でマシンピラティスも導入しているため、結果を出したい人にはぴったりのスタジオです。
さらに、現在体験料金が半額になるキャンペーンがあり、今から始めようとしている人には嬉しいキャンペーンです。
女性講師も多く、開放感があり日当たりが良くて、清潔感もあるため安心してピラティスをする事ができます。
ホームページはこちらです。
まとめ
以上、ピラティスとヨガがどちらが痩せるかについての解説でした。
結論、ピラティスの方が見た目の変化が出るので痩せる為にはオススメです。
まずは体験からでも良いのでやってみてください。
しかし、ヨガも目的によっては良い手段になってきます。
色々と挑戦してみて、みなさんの生活がより良くなる事を望んでおります。