「また首が痛い…。どうしてこんなに痛むんだろう?」
「朝起きるとなんだか首が固くて動かしにくいな…」
首の痛みや固さに悩む方が、生活スタイルの変化により増えています。
なぜなら、ストレートネックはスマホやパソコンの使用、寝具の選び方、日常生活での姿勢といった生活習慣や環境によって引き起こされることが多いからです。
そこでこの記事では、その主な原因と対処法を理学療法士の観点から詳しく解説します。首の不快感を解消し、快適な日々を送る第一歩のためにご一読ください。
当店は、今回ご紹介するようなお悩みの方に対し、『身体が変わる(ル)、最短ルート(ルト)のピラティスを提供する』というコンセプトで新しく誕生したピラティススタジオ『ルルト』です。
体の専門家である理学療法士が監修し、これまでにもたくさんの方にご利用いただいております。
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ストレートネックとは?
ストレートネックとは、文字通り「まっすぐな首」という意味で、首の自然なカーブが失われている状態を指します。
この状態の方は首や左右の肩、腕に負担がかかりやすく、痛みや不快な症状を引き起こしやすくなります。
首の自然なカーブが失われている状態
通常、首の骨(頚椎)は前方にわずかに湾曲しています。しかし、ストレートネックになると、この関節の湾曲が失われ、骨が一直線になってしまいます。
たとえば、顔を下に向けて長時間スマホをいじっていると、無意識に首を前に突き出してしまうことがありますよね。
このように良くない姿勢が続くと、首のカーブが失われやすくなるのです。
参考記事)ストレートネックは芸能人にも意外と多い?原因・専門家おすすめの解消法まで
ストレートネックと猫背はつながりがある?
実は、ストレートネックと猫背は密接な関係があります。
猫背の状態では、背中が丸くなることで首も前に出てしまいます。そのため、ストレートネックを引き起こす原因の一つになります。したがって、猫背を改善することがストレートネックの解消にも役立ちます。
また、デスクワークで机や椅子の高さが合っていない方は前かがみが続くため要注意です。
呼吸が浅くなり、自律神経の不調を起こす可能性があります。
座り仕事をしているとき、背もたれを適切に使い背筋を伸ばすよう意識しましょう。
そうすると、猫背とストレートネックの両方の改善効果が期待できます。
ストレートネックの深刻なリスク
ストレートネック(頸椎が一直線になる状態)は、さまざまな健康リスクをもたらす可能性があります。
ただ「単に首が真っ直ぐなだけだ」など姿勢が悪いレベルの問題ではありません。
下記で、ストレートネックが引き起こす痛みの種類や関連する病気を紹介します。
ストレートネックが引き起こす痛み
ストレートネックのいちばんのリスクは、首や肩、頭部の痛みです。
一例として、長時間集中してのPC作業やスマホの使用によって首の前傾が強まると、自然なカーブが失われます。
その結果、首や肩に余計な負担がかかり、体のこりやしびれ、腰痛をはじめめまいや吐きけなど、慢性的な痛み・症状を引き起こす可能性があります。
特に朝起きたときに首が痛いと感じる方は要注意です。
ストレートネックと関連する可能性のある病気
ストレートネックは、頭痛や偏頭痛など他の疾患とも関連が見られる場合があります。
首の筋肉が過度に緊張することで、人体でも重みの大きな頭部にも影響が及び、頭痛を引き起こしやすくなるためです。
そして、さらに症状が悪化した場合は椎間板ヘルニアや神経根症といったより深刻な疾患につながるケースも少なくありません。そのため、ストレートネックの症状が見られた場合は、早めの対処が必要です。
ストレートネックの主な原因3つ
ストレートネックの主な原因は3つあります。
- スマホやパソコンの過度な使用
- 合わない枕や良くない寝姿勢
- 長時間の運転やデスクワーク
すべて首の自然なカーブが失われやすい現代のライフスタイル・習慣に関連があります。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
原因1 スマホやパソコンの過度な使用
ストレートネックの大きな原因のひとつに、現代社会で欠かせないスマホやパソコンの使用があります。
特に、スマホを見る際に頭を下げる姿勢が続くと、首の自然なカーブが失われやすいので注意が必要です。
たとえば、長時間SNSをチェックしていると不自然な姿勢が続き、首に負担をかける形になります。
原因2 合わない枕や良くない寝姿勢
睡眠中も首の健康は影響を受けます。
特に枕とストレートネックには不眠との深い関係があります。枕が高すぎる、または低すぎると、首のサポートが十分でないため、ストレートネックを引き起こす恐れがあります。
具体的には、高すぎる枕を使い首が不自然に上向きになると、首の筋肉に負担がかかりめまいや耳鳴りになりやすいなどです。
原因3 長時間の運転やデスクワーク
長時間の運転やデスクワークもストレートネックの原因となります。
車の運転中には前を見続ける姿勢が続くため、特に高速道路などでの長距離運転は首にとって負担となることが多いです。
また、デスクワークでは、調整できない机や椅子で長時間同じ姿勢で作業をしていると、肩や首に負担がかかりストレートネックを引き起こす可能性があります。たとえば、両手を使うキーボードやマウスの位置が適切でないと、自然と首が前に出る「猫背」のような姿勢になります。その結果、ストレートネックにつながります。
以上のような生活習慣や行動が、ストレートネックの原因となる可能性があります。
いつもマッサージを予約して揉んだり押したりするメニューを受けているのに体調を戻すことができない人は、ストレートネックに注意が必要です。
【セルフチェック】ストレートネックかどうかの判断基準
ストレートネックかどうか不安に思っている方も多いでしょう。特に、首や肩に痛みを感じるようなら、ストレートネックが原因である可能性が大きいです。
下記では、ストレートネックを自宅で簡単にできる診断法や、特に女性に多い症状について紹介します。
自分でできる簡単な診断法
ストレートネックの自己診断で簡単な方法は次の2通りです。
セルフチェック1 横になる方法
まず、横になって頭を枕なしで地面につけ、その際に後頭部が地面に触れているかどうかを確認します。
触れていない場合、ストレートネックの可能性が高いです。
セルフチェック2 鏡で見る方法
鏡の前で横から自分の姿勢を確認し、首が自然なカーブを描いているかどうか確認します。
この2つのセルフチェックは短時間で簡単に行えるテストなので、気になる方はぜひ試してみてください。
女性に多い症状とは?
ストレートネックは男女ともに発生しますが、特に女性は「肩こり」や「頭痛」を訴える方が目立ちます。
理由は、女性が多くの場合、男性よりも筋肉量が少なく、同じような姿勢や負担でも疲れやすいとされています。
さらに、女性は家事や育児、仕事と多忙な日常を送ることが多く、その中で不自然な姿勢が続くことが少なくありません。このような日常生活の中で、特に女性はストレートネックになりやすい傾向にあると言われています。
簡単ストレッチ動画でストレートネックの治し方を身につけよう
ストレートネックが原因で首や肩に不快な症状が出ている場合、何か手を打たなければなりません。
ここでは、YouTube動画で簡単かつ効果的に自宅で取り組めるストレッチの治療方法をご案内します。
ストレートネックによる痛みを放置したままの人は、ぜひ自宅で1分でできるので試してみてください。
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上記のピラティスエクササイズのように、自分が取り入れやすい運動方法を無理のない範囲で続けていきましょう。
【ストレートネックの予防】日常生活で気をつけるべきポイント
ストレートネックは予防も大切です。
下記で、特に日常生活で気をつけたいポイントを3つ挙げます。
予防法1 スマホとパソコンの使い方
スマホやパソコンを使う際は、モニター画面を少し上に持ち、首と背中が一直線になるように意識しましょう。
また、長時間同じ姿勢でいることが多い場合は、定期的に休憩を取って、ストレッチや体操を行ってください。
できるだけ体を正面に向けて目線を下方に落とさないイメージで調節する対策が大切です。
また、眼精疲労もつらい首のこりを強める可能性があります。
眼科やかかりつけ医など病院を受診して目の調子を整えるアプローチも予防効果が期待できます。
予防法2 家事や育児時の注意点
家事や育児をしていると、知らず知らずのうちに不自然な姿勢をとってしまうことがあります。
掃除機をかけるときや、子供を抱っこするときなどは、自分の姿勢に意識を向け、背筋を伸ばして首に負担をかけないように心掛けましょう。
そして、家事の合間に適切に休憩を取ったり、呼吸を整えたりすると緩やかに疲労を軽減できます。
骨盤の湾曲や胸の上部や肩甲骨周りの痛みなど体調不良を改善する方法があります。
具体的には、筋トレをする、冷えない服装を心がけるといった適切な生活習慣の維持も大切です。
予防法3 自分に合った枕と正しい寝姿勢
寝るときの枕と寝姿勢もストレートネックの予防に重要です。
枕は高すぎず低すぎず、首と頭を自然な角度で支えられるものを選びましょう。
また、仰向けで寝ることが一番理想的ですが、難しい場合は横向きでも枕を使って首と背中が一直線になるように心掛けてください。
自分の寝姿勢を壁に鏡を置いてチェックしたり、スマホのセルフタイマーで画像撮影したりすると、背骨のどの部分が特に体で圧迫しているかを確認できます。
以上の予防法とポイントに気をつけることで、ストレートネックの改善・予防が期待できます。
ストレートネックを今すぐなんとかしたいなら理学療法士によるピラティスがおすすめ!
実際に効率よくセルフケアをするなら、理学療法士によるストレッチやトレーニング、ピラティスなどのエクササイズをおすすめします。
短期間で本格的にストレートネックを改善するには、姿勢を変えるために必要なことを分析できる専門性の高い指導者が在籍するスタジオを選ぶことが大切です。
効率よく姿勢を変えるには、指導者側が筋肉の知識や体の構造など、専門知識をしっかり理解している必要があります。
しかし、なかなかそこまで理解してピラティスに取り組むスタジオは多くありません。
せっかく通うのであれば、体の使い方のクセを分析し、アドバイスをもらえるスタジオを選びたいですよね。
「医学的情報にも詳しい指導者がいて、美しい姿勢まで最短でいけるスタジオが良い!」
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まとめ:ストレートネックの治し方を理学療法士が解説!痛みの原因やストレッチ方法
ストレートネックは、特に現代人が普段から多用するスマホやパソコン、家事や育児といった日常生活の中で悪化しやすい問題です。
しかし、正しい知識と少しの注意で予防や改善につながります。
あご引き体操、フェイスタオルを使ったストレッチ、適切な枕の選び方など、日常生活で気をつけるべきポイントを実践し健康な首の状態を保ちましょう。
また、体全体のバランスを整えて改善を目指すなら、ピラティススタジオ「ルルト」もおすすめです。
専門の指導者がしっかりとサポートしてくれるので、ストレートネックの改善・予防だけでなく、全身の健康力アップにもつながります。