ピラティス

ピラティスのやり方|基本の動作・初心者におすすめのレッスンまで解説!

ピラティスのやり方|基本の動作・初心者におすすめのレッスンまで解説!

「ピラティスって名前は聞いたことはあるけど、どんな風にやるの?」

「ピラティスを始めたいと思った時に、どこでレッスンを受けたらいい?」

こんなことを思っていませんか?

今回は、ピラティスのことが気になっている人や、ピラティス初心者に向けて、「ピラティスとは?」といった説明から、ピラティスの基本動作ポーズについても解説します。

さらには、初心者におすすめのレッスン環境や、お家で今すぐできる簡単ポーズ3選についても取り上げます。

「ピラティスが気になる」「ピラティスを始めたい」という気持ちに応えるコンテンツが盛りだくさんですので、どうぞ最後までお楽しみ下さい!

ピラティスとは?

ピラティスとは、1920年代に、ドイツ人フィジカルトレーナーのジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが開発したエクササイズです。

第一次世界大戦中に、負傷した兵士にリハビリをさせて、できるだけ早く戦場へ還すことを目的として生まれました。その後ピラティスはアメリカに渡り、一般人に対しても大きく広めることで、現在に至ります。

ちなみに、ジョーは「コントロロジー」と名付けていたそうですが、日本では一般的に「ピラティス」もしくは「ピラテス」と呼ばれています。

そして、ピラティスには以下のような効果が見込めるとされています。

  • インナーマッスルを鍛える
  • 基礎代謝がアップする
  • 骨盤など体の歪みを解消する
  • ボディメイク
  • 冷えやむくみなどの体質改善

こうして見ると、ピラティスには幅広い年代の女性に嬉しい効果が盛りだくさんですね!

ピラティスのやり方|基本動作とポーズの取り方

では、ピラティスとは具体的にどんな風にやるのでしょうか?

ピラティスの効果を最大限得るためには、基本動作やポーズの取り方が重要です。

まずは、ピラティスの基本動作ポーズの取り方について、ここで学んでおきましょう。

ピラティスの基本動作

ここでは、ピラティスの基本姿勢である「ニュートラルポジション」と、基本動作である、「Cカーブ」について見ていきましょう。

まずは、ピラティスの基本姿勢「ニュートラルポジション」をとります。

基本姿勢「ニュートラルポジション」
  1. 仰向けになり手のひらを下に向け、両足は肩幅に、軽く膝を曲げます。
  2. 背中が反りすぎないように注意し、背骨と首が自然なアーチを描くようにします。

そして、ニュートラルポジションから基本動作の「Cカーブ」に入っていきましょう。

基本動作「Cカーブ」
  1. 息を吸って吐きながら座骨を突き出すように骨盤を立てて座ります。
  2. 骨盤を少し後ろに倒し、座骨の一つ後ろで座ります。
  3. おへそを背中に引き込み、頭から座骨までをCの字に丸めます。

Cカーブでは腹直筋というインナーマッスルが刺激されます。インナーマッスルは肉体のコア部分にある筋肉なので、日常動作では鍛えることができません

腹直筋はいわゆるシックスパックを実現するための筋肉です。そのため、「Cカーブ」はウエストの引き締めにも効果的なポーズとされています。

自分でやってみると少し難しく感じるかもしれませんが、スタジオで指導者と一緒に取り組むと、体の使い方のコツなどを分かりやすく教えてもらえるので、今すぐ出来なくても安心して下さいね。

ピラティスのポーズの取り方

ピラティスでは、腹筋を使っておへそと背中を引き寄せながら、ポーズを取るのですが、その際にもう一つ大事にしたいのが「呼吸」です。

ピラティスのをする時の呼吸は、すべて胸式呼吸で行います。胸式呼吸では、肋骨を広げるようなイメージで鼻からゆっくりと吸い込み、口から細い糸を吐き出すように呼吸します。

ピラティスでは、心肺機能の向上と体の筋肉や骨格を正すことを重視しているため、胸式呼吸でピラティスに取り組むと、以下のようなメリットがあります。

腹式呼吸で取り組むメリット
  1. 肺まで十分な酸素を吸い込めるようになる
  2. 心臓のポンプ機能がアップする
  3. 酸素が行き渡り、細胞の働きも改善されて新陳代謝が高くなる

これらのメリットは、ピラティスで求める効果ととてもマッチしています。

ピラティスのレッスンでは、胸式呼吸を意識することで、より効果的なポーズを取れるようになりましょう!

ピラティスのやり方|2つの種類

ピラティスは、「マットピラティス」「マシンピラティス」の大きく分けて2種類のやり方があります。

スタジオによって、両方できるところもあれば、片方のみできるところもありますので、スタジオに通い始める前に、その2種類について知っておきましょう。

マット

日本で広く普及しているピラティスのやり方です。フロアの上にマットを敷いて、その上でポーズを取ります。

マットピラティスでは、自分の体の重さを使って、体を鍛えます。そのほかにもボール等の道具を併用する場合もあります。

マットピラティスの特徴
  • スタジオにマットを敷いてレッスンを行う
  • グループレッスンに多く取り入れられるスタイル
  • 自重を使って体に負荷をかける
  • 全身を満遍なく鍛えるようなメニューが豊富
  • レッスン内容が自分のレベルと合わない場合がある

マットさえあればお家でも始められるので、一見簡単なように見えますが、自分の筋力や柔軟性だけで体を動かすので、普段全く体づくりをしていな人にとっては、最初はハードに感じるかもしれません。

そのほかに、グループで多く取り入れられているということもあり、全体のフローを重視した流れるようなレッスンスタイルが多いのも特徴です。

マシン

ピラティスの醍醐味とも言えるやり方です。ピラティス氏が開発した、ピラティス専用のマシンを使って、体を鍛えます。

マシンピラティスの特徴
  • 専用マシンを使ったレッスンを行う
  • 無理なく可動域を広げることができる
  • 特定の部位にのみ負荷をかけることができる
  • 身体を故障している人でも参加可能
  • 効率的に効果を上げることが期待できる

マシンを使うことで、特定の部位を鍛えられるだけでなく、怪我や故障している部位に負荷をかけないよう、守りながら取り組むことも可能です。

そのため、現在どこかに不調を抱えている人でも、指導者と一緒に安心して取り組めるのが最大のメリットです。

未経験者の人にとっては、マシンピラティスの方が難しそうに思われがちですが、マシンによって無理なく体を使えるので、初心者にも大変オススメのレッスンです。

ピラティスレッスンのやり方|家・スタジオ

ここからは、ピラティスをする場所・環境について解説していきます。

ピラティスレッスンは大きく分けて、オンラインレッスンスタジオレッスンの2種類があります。

それぞれの環境によって、得られるメリットやおすすめの人が大きく異なりますので、ピラティス初心者は、事前に違いをチェックしておきましょう。

オンラインレッスン

最近ではオンラインレッスンが豊富になってきました。ネットを使用して、スマホやPCからレッスンに参加するスタイルです。

ネット環境とデバイスさえあれば、どこからでもレッスンが受けられますお家でピラティスをやりたい人や、既にピラティスについて熟知している人におすすめです。

  • 環境やデバイスがあれば、どこでも参加できる
  • 幅広い時間帯でレッスンを開催している
  • 気軽に参加できる
  • マットピラティスのみ可能
  • カメラに映る部分しか指導者に見てもらえない

そのほかには、地方在住の人が、東京のスタジオのレッスンを受講することも可能であったりと、便利さ・手軽さが最大の特徴です。

しかし、初心者の人にとっては、慣れない動きでレッスンについていけなかったり、体の使い方がわからずいつまでも上達が感じられなかったりするデメリットがあるので、そこは注意です。

スタジオレッスン

ピラティスレッスンにおいて、最も一般的なレッスン形式です。

スタジオに行けばピラティスに集中できる環境が揃っているので、自分だけでは続かない人や、何から始めて良いか分からない人にピッタリです。

  • 近くでより丁寧に見てもらえる
  • 指導者とのコミュニケーションがたくさん取れる
  • 良い刺激がもらえてマンネリしにくい
  • マットもマシンも両方できる
  • ピラティスをする環境が完備されている

そのほかにも、指導者が様々な角度からあなたの体やポーズを見てくれるので、得たい効果がより短期間で手に入ることが期待できます。効率良く体を変えたい人も、ぜひスタジオレッスンを選びましょう。

初心者からベテランの人まで、どんな人にとってもピラティスのメリットが享受できるのがスタジオレッスンです。まだスタジオレッスンに行ったことがないという人は、ぜひスタジオレッスンでピラティスをやりましょう。

また、スタジオレッスンには、グループレッスン」「プライベートレッスン」の2種類があります。

詳しい特徴や違いを知りたい人は、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい!

https://kishiropt.com/pilates/meguro-pilates-recommendation

ピラティス初心者ならスタジオレッスンがおすすめ

上記では、「オンラインレッスン」と「スタジオレッスン」の2種類のレッスンについてご紹介しましたが、どちらを選んで良いか迷ってしまいませんか?

もし、あなたがピラティス初心者であれば、スタジオレッスンを強くおすすめします。

ピラティス初心者にスタジオレッスンがおすすめな理由
  • 指導者は一人一人に合わせて教えてくれる
  • 丁寧にポーズや体の使い方をチェックしてくれる
  • マシンピラティスもできる
  • 些細なことでも質問しやすい
  • ピラティスに集中できる環境が揃っている

一方で、初心者が独学でピラティスを始めてしまうと、以下のようなデメリットがあります。

ピラティス初心者が独学で始めるデメリット
  • 自分のレベルに合わないポーズを無理にしてしまう
  • 誤ったポーズや体の使い方をしても気づかない
  • 指導者のサポートが少なく、継続しにくい
  • 適切なレッスンメニューを自分で組めない
  • 期待する効果や結果にたどり着けない

せっかくのピラティスの時間を無駄にしないためにも、初心者はスタジオレッスンからピラティスを始めましょう!

ピラティスのやり方を効果的に学ぶなら?

スタジオレッスンであれば、どこのスタジオでも良いのでしょうか?

実はスタジオによっても、どこまで効果的に学べるかは違います。

「せっかくやるなら、効果的にピラティスを学びたい」

そう思った人にぴったりのスタジオがルルトです!

ルルトは、以下のような特徴を持つ、効果的に学べるピラティススタジオです。

ルルトがおすすめの理由
  1. 理学療法士が監修しているスタジオ
  2. 専門性の高い指導者のみが在籍
  3. マシンピラティスができ、効果的に取り組める
  4. プライベートレッスンで自分に合ったレッスンが受けられる
  5. 初心者でも丁寧にサポートしてもらえる

大事な身体を鍛えて労わるためのピラティススタジオだからこそ、実績と経験を積んだ指導者のもとで効率的に学ぶことが非常に大切です。

ピラティスを効率的に学びたい人は、「専門性の高い指導者」「効果的なレッスンができる環境」が揃ったルルトでピラティスを始めるのがおすすめです!

ルルトの体験レッスンはこちら

お家で簡単|おすすめポーズ3選

「スタジオのピラティスが良いことは理解できたけど、今すぐ何かやってみたい!」

そう思った人のために、お家で簡単にできるおすすめポーズを3つご紹介します。「ピラティスってこんなことをするんだ」という雰囲気を味わってみて下さいね。

ペルビック・ブリッジ

ペルビック・ブリッジとは、膝を立てた仰向けの状態から、骨盤を丸めるようにお尻を持ち上げたポーズです。

大臀筋の強化腰痛予防などの効果が期待できます。

  • お尻を持ち上げた状態で5秒ほどキープ
  • 5〜10回ほど繰り返しましょう
  • お腹にしっかりと力を入れることで、体幹が鍛えられます
  • 腰と首に負担がかかるので、腰を反りすぎないように注意しましょう

スパイン・ストレッチ

スパイン・ストレッチとは、足を伸ばして座った状態から、腹部を引き込み背中を丸め、身体をストレッチするように首も下を向いていくポーズです。

脊柱起立筋柔軟性の向上などの効果が主に期待できます。

  • 背中を丸めた状態で、10秒ほどキープ
  • 5回ほど繰り返しましょう
  • 背骨全体の柔軟性UP腰痛の緩和が期待できます
  • 骨盤は垂直な状態保ち、骨盤が前に傾かないよう注意しましょう

アームオープン

アームオープンとは、膝を立てた仰向けの状態から両腕を天井方向に上げ、頭上床まで腕を降ろして外側から体側に戻してくるポーズです。

肩甲骨の安定などの効果が主に期待できます。

  • 頭上床まで腕を下ろした状態で、3秒ほどキープ
  • 5〜10回ほど繰り返しましょう
  • 背面全体を安定させ、肩甲骨の自由度を高めるのに役立ちます
  • おへそを背骨に引き込むイメージを持ち、腰が反らないよう注意しましょう

まとめ

今回はピラティスについてや、そのやり方について詳しくご紹介しました。レッスンに通う前に、ピラティスの基礎知識が吸収できたでしょうか?

お家でできるポーズは、ピラティスの雰囲気を味わうのに最適ですので、ぜひやってみて下さい!

そして、もっと効果的にピラティスを取り組みたいと思った人は、良質なスタジオに通ってピラティスを始めてみてくださいね。

これからのライフスタイルにピラティスを効果的に取り入れることで、より快適で楽しい日々を過ごしましょう!