「姿勢をきれいにするために正しい姿勢を意識しているのになぜ疲れるの?」
「正しい姿勢で疲れない人は何が違うの?」
「疲れずに美しい姿勢がとれるようになりたい!」
このように正しい姿勢をとっているのに体が疲れてしまうということはありませんか?
「正しい姿勢を意識しているのに、どうして疲れるんだろう…」
近年は、雑誌やネットなどさまざまな媒体で姿勢に関する情報をたくさん見れますよね。
正しいと書いてあった姿勢をいざやってみても、疲れてしまうという方は少なくありません。
「正しい姿勢で疲れないためには、あなたの姿勢を知ることが大切なんです」
「自分の姿勢を知ること…?」
普段の生活でこんなことはありませんか?
- 気が付くと同じ姿勢になっている
- 長時間同じ姿勢をとっている
- 前よりも力がなくなったと感じる
- 肩こりや腰痛などの症状がある
- 姿勢が悪いと感じたことがある
上記の項目に当てはまる場合は、普段の姿勢に歪みが起きている可能性があります。
「確かにデスクワークでずっと座りっぱなしです」
そんな方は、自分の姿勢の特徴を知った上で、疲れないように正しい姿勢をとる準備が必要です。
今回は、正しい姿勢をとりたい!という方に向けて、
- やりがちな疲れる姿勢【NGポイント】
- 正しい姿勢で疲れる意外な【3つの原因】
- プロが解説する疲れない正しい姿勢の作り方
- 正しい姿勢で疲れない体をつくる方法
- 美しい姿勢を最短でつくる方法
などの情報をわかりやすくご紹介していきます。
本記事は体の専門家で、国家資格でもある理学療法士が監修しています。
今すぐ正しい姿勢で疲れない体を作る方法が知りたい!という方は、正しい姿勢で疲れない体を作るプロ直伝の方法をご覧ください。
当店は『身体が変わる(ル)、最短ルート(ルト)のピラティスを提供する』というコンセプトのもと誕生したピラティススタジオ『ルルト』です。
PHIピラティスマスタートレーナー兼理学療法士である、戸田が監修しています!
専門スタッフによる高度な知識と技術で疲れないきれいな姿勢が作りたい!という方は、
疲れない正しい姿勢を最短で叶える【ルルトのピラティス】をご覧ください。
正しい姿勢で疲れるのはなぜ?
「でもどうして正しい姿勢なのに疲れてしまうんでしょうか?」
「正しい姿勢で疲れてしまう場合は、ポイントが2つあるんです」
まずはなぜ正しい姿勢で疲れてしまうのか、その理由について解説していきます。
正しい姿勢で疲れてしまう場合は、以下の2つが大きな理由です。
- 間違った体の使い方になっている
- 今の体の状態と正しい姿勢が合っていない
間違った体の使い方になっている
姿勢を意識して変えている場合は、正しいと思っていた姿勢が間違っている場合があります。
文章や映像で見た姿勢をまねるようにしてみても、細かなニュアンスの受け取り方は人によって異なるからです。
「腰を反ってみてください」
「こんな感じでしょうか?」
腰を反るという動きでも、頭を動かさずに骨盤を起こしながら腰を反る方と、頭を大きく後ろに倒しながら腰を反る方もいます。
また普段の体の使い方が疲れやすい体を作る原因になっている可能性もあります。
正しい姿勢を意識し続けるのは難しく、無意識の時にとっている姿勢が体に大きく影響することが多いです。
今の体の状態と正しい姿勢が合っていない
もともと体が硬かったり、筋力が足りていなかったりすると正しい姿勢が体に対して過負荷となってしまい疲れの原因になってしまいます。
「体はとっても硬いです…」
体がしっかりと準備できていない状態で、無理に正しい姿勢を意識すると腰痛や肩こりなどの症状が出ることもあります。
本記事後半で正しい姿勢に必要なストレッチやインナーマッスルトレーニングをご紹介しています。
実際にやってみて、1回目からストレッチやトレーニングが大変と感じたら体の状態をしっかりと準備していくことが必要です。
やりがちな疲れる姿勢【NGポイント】
「スマホやパソコンの画面を見てると肩が疲れてきてしまうんです…」
「やりがちな疲れる姿勢です!」
せっかく正しい姿勢を意識していても、無意識の時に疲れやすい姿勢になっている方も少なくありません。
まずは、普段の姿勢で疲れやすいNGポイントがないかチェックしていきましょう。
疲れやすいと感じる多くの方が以下のような場面でつらさを感じています。
- 座っているとき
- 立っているとき
普段疲れをかんじたときに覚えておくと原因がわかりやすいです!
座っているとき
「普段どのように座っていますか?」
「パソコンの画面が大きいので少し見上げるかんじで座っています」
まりさんの座り方も実は疲れやすいNGな座り方です。
パソコンのモニターと顔の位置が正しく合っていないと、見上げる感じとなり猫背姿勢を助長してしまうので注意が必要です。
下記の項目で該当する姿勢がないか一緒にチェックしてみましょう!
●NGな座り方
- どちらかの足を組んでいる
- お尻のクッションの厚みに偏りがある
- 足を大きく開いている
- 画面に顔が近くなっている
- 電車などで下を向いてスマホを見る
- 椅子に浅く座って背筋を伸ばしている
「こうやって見てみると意外と多いかも…でもどうしてNGなんですか?」
「NGな座り方には特徴があるんです」
●NGな座り方の特徴
- 重心が左右に偏ると骨盤や背骨が歪む
- 首や頭が上下に動くと背骨全体が猫背になりやすい
- 浅く座って背中を伸ばすと反り腰になりやすい
正しい姿勢も後ほどご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
立っているとき
次は立っている姿勢も見ていきましょう。
それでは一緒にチェックしてみましょう!
- 左右どちらかの膝が軽く曲がっている
- 両方の膝が伸びて後ろに張り出している
- 靴のかかとの内側や外側のすり減りに偏りがある
- いつも同じ肩や手で荷物を持っている
- テーブルや壁に寄り掛かって立っている
「意外と当てはまることがあるかも…」
「このような姿勢になってしまうのにはしっかりと原因があります!一緒に確認していきましょう」
正しい姿勢で疲れる意外な【3つの原因】
「どうして正しい姿勢でいるのに疲れてしまうんでしょうか?」
「以下の3つの理由が関係しています」
正しい姿勢で疲れる意外な原因
- 背骨が硬い
- インナーマッスルが弱い
- 長時間同じ姿勢でいることが多い
具体的にどういったことなのか順番に解説していきます。
背骨が硬い
まず最初に考えられるのは背骨が硬いということです。
「背骨自体が硬くなるということですか?」
「その場合もあります、でも他に考えられる理由があります」
まずは背骨について知っておきたい基本があります。
そもそも背骨は以下のような構成になっています。
引用:ヨガジャーナルオンライン
●背骨の構成
- 椎体と呼ばれる骨が重なるようにつながっている
- 場所によって頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾骨の名前がついている
- どこかの動きに制限がでると他の部位に負担がかかりやすい
例えば胸椎の真ん中あたりで動きが硬くなっている場合、胸椎の中の他の場所、頸椎や腰椎が余分に動いたりすることで硬さをごまかすこともあります。
余分に動くとその分負担がかかり、疲れや痛みなどの症状につながる恐れもあるんです。
そのため背骨が硬いと正しい姿勢でも疲れが起きるのです。
「どうして硬くなってしまうのですか?」
「背骨に付着している筋肉の使い方が問題なんです」
背骨には体を内側から支えるインナーマッスルから体全体の動きを作るアウターマッスルまでたくさんの筋肉がついています。
引用:ヨガジャーナルオンライン
いつも荷物を同じ肩で持っていたり、同じ姿勢でいることで筋肉は硬くなって伸びにくくなってしまいます。
すると背骨も筋肉に引っ張られ、猫背や反り腰など歪みの原因になってしまうんです。
そのような状態になってしまったら背骨をしっかりとほぐしていくことが大切です。
本記事後半の正しい姿勢で疲れない体を作るプロ直伝の方法でもやり方をご紹介しています。
インナーマッスルが弱い
次に考えられるのがインナーマッスルが弱いということです。
「インナーマッスルってなんですか?」
「体の内側で姿勢を支える筋肉の総称です」
インナーマッスルは一般的な言葉になりつつありますが、どこの部分と聞かれると知らない方も多いと思います。
姿勢を支えるのにとても必要なのは、体幹のインナーマッスルです。
具体的には以下のものがあげられます。
●インナーマッスル
- 横隔膜
- 多裂筋
- 腹横筋
- 骨盤底筋
引用:ヨガジャーナルオンライン
上下、前後でしっかりと体を支える配置になっています
「インナーマッスルがどうして弱くなってしまうのですか?」
インナーマッスルはそれぞれが骨に張るような状態でついています。
例えば骨盤や背骨、肋骨が歪んだり、偏った体の使い方でアウターマッスルの力が強すぎてしまうとインナーマッスルが緩んでしまうのです。
例えば肩こりやふくらはぎのこりなど体の末端に力が入りやすい方は、インナーマッスルが緩みやすい状態になっています。
インナーマッスルが安定していれば、手足は過度に力まなくて済むからです。
インナーマッスルが弱くなってしまったらトレーニングをすることで張力を取り戻せます。
本記事ご紹介している正しい姿勢で疲れない体を作るプロ直伝の方法をご覧ください。
長時間同じ姿勢でいることが多い
最後に長時間同じ姿勢でいることが多いということです。
「普段はどれくらい座ってお仕事をされていますか?」
「3時間程は座って作業をしています」
えりこさんのようにテレワークが増えてデスクで作業をする時間が増えたという方も少なくないのではないでしょうか?
実は、日本は世界各国でも有数の長時間座っている国ということをご存知ですか?
20カ国を対象に平日の座っている時間を調査した結果、最も長く座っているのが日本人だったそうです。
ちなみに、世界20カ国の平均は、約5時間(300分)に対し、日本人(成人)は、約7時間(420分)。
アメリカや中国が250分程度であることと比較するとかなり長時間であることがわかります。
座り過ぎ研究の先端を行くオーストラリアの研究機関によると、1日に座っている時間が4時間未満の人に比べ、8〜11時間の人の死亡リスクは15%増、11時間以上だと40%増になるという報告も。
引用:しゅふJOBnavi
長時間座ることは、姿勢だけでなくさまざまな健康被害をもたらすことともわかっています。
座る時間の目安としては、30分に1度は立ち上がる、1~2時間ごとに10分程度の休憩をとることをおすすめします。
「長時間同じ姿勢が続いてしまった場合にはどうすればよいのでしょうか?」
「そんな時は以下のことを試してみてください」
- 休憩の時に簡単にできるストレッチを取り入れる
- 体を冷やさないように部屋や飲み物の温度に気を付ける
- どうしても同じ姿勢が続いてしまうときはクッションなども使う
全身をほぐすストレッチ動画の中から部位別に選んで取り入れてみるのもおすすめです!
【プロが解説】疲れない正しい姿勢の作り方
「疲れない正しい姿勢の作り方教えてください!」
「もちろんです!一緒に確認していきましょう!」
今まで正しいと思っていた姿勢が実は少し違っていたということはよくあります。
ここでは以下の状況別に疲れない正しい姿勢を紹介していきます。
- 座り姿勢
- 立ち姿勢
- 歩き姿勢
座り姿勢
まずは正しい座り姿勢についてみていきましょう。
以下でご紹介する画像と項目を一緒にマネしてみましょう。
引用:アイリスチトセ
●正しい座り方
- 深く座り背筋を伸ばす
- 坐骨は座面に当てる
- あごを引く
- 膝は約90度
- 足裏全体をしっかりと床につける
上記の項目すべてに当てはまる方は意外と少ないです。
座るときに大切なのはしっかりと骨盤を立てることと背中と椅子の背もたれの隙間を少なくすることです。
以下の画像のように骨盤の傾きで背骨の形は変化していきます。
引用:奈良市光鍼灸整骨院
左側が猫背になりやすい骨盤後傾タイプ、右側が反り腰になりやすい骨盤前傾タイプです。
●実際に姿勢をみながら確認してみましょう
他にも、モニターがある場合は、顔との距離を50~60cm程離して、画面が目線よりやや下にくるように置くと効果的です。
立ち姿勢
続いて正しい立ち姿勢を見ていきましょう。
まずは、普段の立ち姿勢がどんなタイプなのか一緒に確認していきましょう。
引用:かわしまはりきゅう整骨院
「隙間にげんこつが入ります」
「げんこつが入ると反り腰の傾向がありますね」
上記のテストで猫背もしくは反り腰の傾向があると感じた場合は、骨盤や背骨などが歪んでいる可能性があります。
隙間を開いたり閉じたりできる場合は、正しい姿勢をキープするための筋力が足りていないかもしれません。
また隙間を自分で動かすのが難しいいという方は、体の硬さが原因になっている可能性が高いです。
続いて正しい立ち姿勢を見ていきましょう!
引用:さくらづか治療院
●正しい立ち姿勢のポイント
- あごを引く
- 左右の方の高さを揃える
- 耳、肩、ふともも側面にある出っ張った骨、膝、くるぶしが一直線上になる
上記のポイントを意識しながら実際に立ってみましょう!
歩き姿勢
最後に正しい歩き姿勢です。
「一番楽な歩き方ではだめですか?」
「楽な歩き方でも実は体に負担がかかっている場合があるので、一度正しい姿勢を確認してみましょう!」
引用:Amebaブログ
●正しい歩き姿勢のポイント
- あごを引いて目線はまっすぐにする
- 肩は上下に動かさず力を抜いて水平にする
- 身長が1cm高くなるように背筋を伸ばす意識をもつ
- 腕をしっかりと後ろに引く
- かかとから地面につく
- つま先を後ろにしっかりと残す
上記のポイントの中からできるものだけでも参考に実践してみましょう!
「荷物を見っている時は、適度に持つ手を変えてみるのが効果的です!」
また歩く際は、ヒールのようなかかとの高い靴は体への負担が大きいためおすすめできません。
なるべくかかとがしっかりとしたスニーカータイプのものを履くようにしましょう。
仕事などでヒールをどうしても履くことがある場合には、プライベートではあまり履かないようにすることをおすすめします。
正しい姿勢で疲れない体を作るプロ直伝の方法
ここまで正しい姿勢で疲れる原因から正しい姿勢の作り方について詳しく解説してきました。
正しい姿勢で疲れてしまう原因がわかったら、意識だけではなく体から変えていくことをおすすめします。
「疲れない体にするにはどうすればいいんですか?」
「疲れにくい体をつくるための方法を2つご紹介します!」
●疲れにくい体を作る方法
- 背骨をほぐすストレッチ
- インナーマッスルを鍛えるトレーニング
体を根本から変えていくには、上記の2つが効果的です。
体をしなやかにすること、姿勢が崩れないよう支える力をつけることが大切になります。
体の専門家である理学療法士の視点からわかりやすく効果的な方法をしっかりとご紹介していきます。
※ストレッチ中に痛みやしびれ、その他の症状が出た場合は運動を中止しましょう。
背骨をほぐすストレッチ
まずは背骨をほぐすストレッチで硬くなった部分を柔らかくしていきましょう!
「動画も参考にしながらやってみてください」
キャット&ドッグ
背骨の中の胸椎と呼ばれる部分を曲げたり伸ばしたりするストレッチです。
自律神経が整うポイントにもなります。ゆっくりとやってみましょう。
「胸椎は背中の大きな筋肉がたくさんつく部分です。しっかりと動きを出していきましょう」
開始姿勢:四つん這い
- おへそを覗き込むように頭を動かす
- 胸部の背中が一番高くなるように丸めていく
- 頭を上に向けながら背中を反らしていく
- 30秒間キープ
POINT:体が前後に動いたり、お尻が下がらないようにしてみましょう。
3ptローテーション
次は胸椎の下に当たる腰椎の回旋と背中にある菱形筋のストレッチです。
複雑な動きですが、動画を参考にしながらゆっくりと行ってみましょう。(動画内の2:00~ご覧になれます。)
「腰に痛みがある方は、大きくひねることは控えましょう」
開始姿勢:四つん這い
- 片方の手を反対の手と膝の間に通す
- 頭から潜るように腰をひねる
- 片方の手と両ひざの3ポイントで姿勢を30秒間キープ
POINT:できるだけ手は遠くに伸ばすように意識しましょう
ラテラルベンディング
次は胸椎を横に倒す側屈という動きと腰にある腰方形筋のストレッチです。(動画内の3:10~ご覧になれます。)
「股関節が硬い方は無理のない範囲で行いましょう」
開始姿勢:横座りの姿勢
- 下の足は伸ばす
- 上側の足は下の足をまたぐように立てる
- 両手で上半身を起こし30秒キープ
POINT:腰をしっかりと横に反らすように意識しましょう。
インナーマッスルを鍛えるトレーニング
しっかりと体を伸ばすことができたら次は、インナーマッスルを鍛えるトレーニングを行いましょう。
「インナーマッスルってなんでしたっけ?」
「主に上半身に付着する体の奥で姿勢を支える筋肉の総称でしたね!」
以下の画像のように体を表層から深層に向かって層のように支えている筋肉です。
これらの筋肉を鍛えることで正しい姿勢でも疲れにくい体を作ることができます!
※トレーニング中に痛みやしびれ、その他の症状が出た場合は運動を中止しましょう。
腹横筋トレーニング
インナーマッスルでも特に深層にある腹横筋のトレーニングです。
「インナーマッスルを鍛えていくための土台となる基本的なポジションでもあるので実践してみましょう。」
開始姿勢:仰向けで膝を立てる
- 両手で骨盤を触れながら骨盤を反る
- 十分にそれたらゆっくりと丸める
- 腰と床の間に指一本入る位置で止める
- その位置をキープしたまま片足ずつ交互に5回あげる
POINT:頭と肩はしっかりと床につける
クロスエクステンション
腹横筋や多裂筋など複数の筋肉に効かせるためのトレーニングです。
「体がぶれないように意識して行ってみましょう!」
開始姿勢:四つん這い
- 腕と膝は床に対して垂直に置く
- 右足をゆっくりと後ろに伸ばす
- 左手をゆっくりと伸ばす
- 交互にぶれないように5回繰り返す
POINT:体幹はしっかりと止めてから足を上げましょう!
サイドブリッジ
お腹周りのインナーマッスルと骨盤を支える中殿筋を鍛えるトレーニングです。
「両方を同時に鍛えられて効果が高いトレーニングとなります!」
開始姿勢:横座り
- 片方の肘で床を支える
- 肘で床を押しながら膝を支点に体を上げる
- 横向きの姿勢が崩れないように注意する
- 左右5回程繰り返す
POINT:前から見たときに体がしっかりとまっすぐになるように意識しましょう!
自然な美しい姿勢の人がやっているのはピラティス
ここまで正しい姿勢で疲れないためのストレッチやトレーニングをご紹介してきました。
「すぐに姿勢を変えるのって大変…」
そう感じた方もいらっしゃると思います。
いつもきれいな姿勢で美しいと感じる方がどんな方法を行っているか気になりますよね。
「ストイックな食事制限やジムでの運動とかですか?」
「実は多くの方が取り入れてるのがピラティスなんです」
●ピラティスを行っている芸能人やアスリート
- 中村アンさん
- 優木まおみさん
- 石田ゆり子さん
- 羽生結弦選手
- イチロー選手
などなど多くの方が体づくりのためにピラティスを行っています。
いろいろな職種の方がピラティスをやっているんですね
そこがピラティスのポイントなんです!
ピラティスはもともと体を負傷した方のために開発されたリハビリとしてのエクササイズです。
●ピラティスの特徴
- 体のコア(インナーマッスル)を正しく鍛えられる
- 胸式呼吸で体の内部から活性化
- 正しい姿勢改善
- 正しい体の使い方を覚える
ピラティスは、体の正しい使い方を覚えられるエクササイズなので、様々な職種の方が実践しているんです。
「最近はヨガも人気ですよね、ヨガとピラティスならどっちがいいですか?」
「しなやかで疲れにくい体を作るにはピラティスがおすすめです!」
今回ご紹介したセルフエクササイズは、体のしなやかさと筋力アップに効果的な方法です。
「疲れない体を目指すには大切なポイントがあります」
きれいな姿勢を自然に体に取り入れていくには、体の正しい使い方を学習していく必要があるんです。
一時的に覚えたり意識した姿勢が長く続かないと思ったことはありませんか?
それは、体が正しい使い方を覚えるための運動学習というステップが足りていないからなんです。
運動学習とは、巧みな課題遂行の能力を比較的永続す る変化に導くような実践あるいは経験に関係する一連の 過程である1)。 この過程は、認知段階(初期相)、連合段 階(中間相)、自動化段階(最終相)に分けられる。
引用:J-STAGE
ピラティスは、正しい体の使い方を反復して行っていきます。
それによって効率の良い体の使い方を運動学習していくことができます。
最初は慣れない動きで難しいと感じることもあると思いますが、プロの指導者がいれば問題ありません。
しっかりと体に対してエクササイズが効いている証拠でもあるので大丈夫です。
「私でもできるのかな…」
ピラティスという言葉を初めて聞く方も少なくありません。
しかし、運動が苦手な方でもピラティスは十分にできます。
●初心者の方におすすめなポイント
- 自分で道具を用意する必要がない
- レッスンスタイルで行えるマットピラティス
- 体に負担のかけずに行えるマシンピラティス
ピラティスには、マットとマシンの2種類があります。
初心者の方にとっては、マシンピラティスの方が難しいそうと感じますがそんなことはありません。
体を故障している方でも負担なく行えるのがマシンピラティスの特徴なんです。
マシンピラティスについては、以下の記事でもご紹介しています。
「それなら少しやってみようかな!」
疲れない正しい姿勢を最短で叶える【ルルトのピラティス】
「早速、ピラティスを自宅でやってみます!」
「ちょっとお待ちください!とても大切なポイントがあります!」
ピラティスを実際に行う場合は、独学ではなくプロの指導者のもと行うことが大切です。
なぜなら正しい体の使い方は、客観的に体を見ていくことが重要だからです。
間違った体の使い方に気が付かなければ、正しい姿勢にならなかったり効果がなかったりする可能性があります。
「体を痛めてしまう可能性もあります!」
しっかりとプロの指導者監修のもとレッスンを行うことをおすすめします。
「どこでピラティスをうけるのが良いですか?」
ピラティスは、オンラインやスタジオなどさまざまな方法でレッスンが受けられます。
オンラインは、どこでも受けられるという利便性がありますが、効果を感じるまでに個人差が大きいというデメリットもあります。
初心者の方には、ぜひスタジオレッスンを受けることをおすすめします。
●スタジオレッスンの特徴
- プロの指導者に近くで見てもらえる
- その場で直接レクチャーを受けられる
- マシンやマットなどピラティスに必要な器具が揃っている
- 短期間で効果が出やすい
上記のようなたくさんのメリットがスタジオレッスンにはあります。
最初に正しい方法で学んだ方が体にとっても負担が少なく、モチベーションもアップできます。
初心者の方はぜひ、スタジオレッスンを受けましょう!
「でもスタジオがたくさんあって迷ってしまいます」
「それなら当ピラティススタジオルルトがおすすめです!」
ルルトは、
- ピラティス初心者で不安がある
- 早く効果は出したいけど正しくピラティスやりたい!
そんな方に向けて、『身体が変わる(ル)、最短ルート(ルト)のピラティスを提供する』というコンセプトのもと誕生したピラティススタジオです。
●ルルトが初心者の方におすすめの理由
- 国家資格である理学療法士が監修している
- マシンピラティスができ、エクササイズの種類が豊富
- 技術の高い専門性のある指導者のみが在籍
- プライベートレッスンで丁寧な指導が受けられる
- 女性スタッフが多く、女性でも安心して受けられる
医学的知識をもとに環境の整ったスタジオで受けられるピラティスは初心者の方に自信をもっておすすめできます!
つらい痛みや姿勢で悩む方が減ってほしい!
きれいな体で楽しく過ごせる人が増えてほしい!
そんな理由からルルトだからできるキャンペーンも絶賛実施中です!
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まとめ
今回が正しい姿勢で疲れてしまう方に向けて、正しい姿勢で疲れてしまう原因や対処法についてご紹介してきました。
今回の内容のまとめです。
- 正しい姿勢で疲れてしまうのは、体の方さ・インナーマッスルの弱さ・長時間の同じ姿勢が原因
- 疲れないためには、正しい姿勢を見直すことが大切
- 疲れない体を作るには、背骨をほぐすストレッチとインナーマッスルトレーニングが必要
- 体を根本から変えていくには、指導者監修のもと行うピラティスが効果的
姿勢や体の使い方は個人によってとても大きく差があります。
- なんとなく自己流になっていないか
- 正しく体のケアが行えているか
上記の2つを意識していくだけでも体を変えるきっかけになります。
本記事をご覧になっていただいたタイミングでぜひ、意識を少しずつ変えてみましょう。
きれいな姿勢づくりには、ピラティスもおすすめです。
「お気軽にご相談ください!」
正しい方法できれいな体をを作っていきましょう!